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2月6日 The Transnational Company 企業のグローバル化

おはようございます。本日 #2月6日  今日も #ドラッカー #365の金言  で、人生と経営を深めていきましょう。

今日のテーマは、

#The_Transnational_Company  

#企業のグローバル化

#グローバル企業の自己認識はすでに国境を越えた

 旧来型の多国籍企業からグローバル企業への転換が進んでいる。扱う財・サービスは同じである。だが組織構造は異なる。グローバル企業にとって、経済単位は一つしかない。世界である。販売、アフターサービス、広報、法務は国ごとに行なう。研究開発、製品企画、部品調達、生産、財務、マーケティング、価格政策、マネジメントはグローバル市場を相手に行なう。
 アメリカのあるメーカーは、世界各地の四三工場すべてで必要とするある部品をアントワープ近郊の専門工場で生産している。製品企画は三拠点で行ない、品質管理は四拠点で行なっている。この企業にとって、国境はないに等しい。
 グローバル企業といえども、各国政府のコントロールの外にあるわけではない。対応はしていかなければならない。だがそれらの対応は、いわば例外的な措置にすぎない。グローバル企業の自己認識はすでに国境を越えた。
 この自己認識が現実化したものが、三〇年前には想像もつかなかったもの、すなわちグローバルなトップマネジメントである。(「グローバル経済と国民国家」『フォーリン・アフェアーズ』誌収載)

ACTION POINT 

#パソコンの操作について#サポートセンターに問い合わせをしてみてください

#海外のサポートセンターで不都合はありましたか

 今日のテキストは、ピーター・F・ドラッカーがフォーリン・アフェアーズ誌(1997年9−10月号)に寄稿した、グローバル化にもかかわらず国民国家が存続している理由を探った記事。

https://ccdl.claremont.edu/digital/collection/dac/id/6333

ドラッカーは冒頭で、知識人たちが過去2世紀にわたっていかに国民国家の衰退を予測してきたかを論じている。そして、国民国家が存続する中で、グローバルマネーのようないくつかの変化が、よりグローバル化した世界を反映し、多国籍企業のトランスナショナル化など、よりグローバルな経済を促していることを述べている。
最後に、国民国家にとって全面戦争はもはや選択肢ではなく、グローバルな経済秩序を執行するための国際法の必要性を強調する。

 実際、97年当時、取引先だった某クレジットカード会社のカスタマーセンターは、すでにフィリピンにありました。日本語を話せるスタッフがいて、コスト(人件費)は日本人より安い、ということで、国内のカード会社よりも早く海外にアウトソーシングされていました。これまで日本語、という言語の壁があったからこそ、これまで日本企業の業務は海外アウトソーシングされてきませんでしたが、すでに、10年以上前からフィリピン、インドへと間接部門の業務アウトソーシングは当たり前になっています。

昨今、流暢に日本語を話す外国人ユーチューバーたちが増えています。彼らが1000万人と増えてきた時の日本は、どんな日本となっていくでしょうか。

今日を変えていこう。愛を込めて。



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