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みえない危機に備える 4月10日 Crisis and Leadership リーダーシップと危機

 今日のテキストは『非営利組織の経営』第2章イノベーションとリーダーシップ>変化は機会(9〜10ページ)。


今日も #ドラッカー #365の金言  から。
本日 #4月10日  水曜日です。
テーマは、
#Crisis_and_Leadership (危機とリーダーシップ)
#リーダーシップと危機

そして、本日の金言は
#いかなる組織も危機に襲われる
#そのときがリーダーに頼るときである

#あなたの組織が直面する重大な問題を列挙してください
#問題の本質について率直に議論してください
#対策をまとめてください

今日のテキストは、英チャーチル首相の話を引き合いに

「リーダーにとって最も重要な仕事は、危機の到来を予期することである。回避するためでなく備えるためである。危機の到来を待つことは責任の放棄である。暴風雨を予期し、先手を打たなければならない。災厄の到来を防ぐことはできない。だが、それに対処すべき態勢の整った組織、すなわち士気高く、とるべき行動を知り、自信に溢れ、互いに信じ合う組織をつくることはできる。」

「経営の災厄、危機を予期し、先手を打つことがリーダーにとって最も重要な仕事」とドラッカーは記しています。

私も、とある企業さんの危機到来を予見した準備のワークショップを開催しています。東北では2011年の震災を乗り越えた企業や組織が多いため、2020年の疫病では、その経験を活かし、苦難を乗り越え経営している企業や組織が多いものです。多くの企業や組織は、食料や水、そして、無停電電源装置などの設備を備え、従業員の健康を考慮した働き方でもなんとかなるようリモートワークやテイクアウトなど柔軟な経営法を導入し、災害や疫病時も運営できる体制を整えています。

このあたりのことは、日本の企業は10年ごとに苦難に見舞われているため、他国の企業よりも準備ができているように思います。

とはいえ、災害ではなく、人口減少、過疎化、デジタル化という考えようによっては「災厄」とも言われる事態が到来しつつあります。

 人口減少時代の現在は、昭和の人口増加時代の延長線上で構築した戦略では危険です。最近バズっている上田さん(映画「カメラを止めるな」監督)の動画があります。

この動画は、「SFだ」、「考えられない」、と思われがちですが、実はあながちそうとも言えない、起こりそうな近未来かもしれません。

北海道で宇宙開発にも取り組む植松電機の植松努社長も次のように記しています。

https://x.com/tsutomuhokkaido/status/1777249445048144298 より

いま人口減少期です。毎日お客が減ります。 単純に考えたら全産業が衰退産業です。 そこで同じ事を繰り返したら供給過剰になるだけです。

https://x.com/tsutomuhokkaido/status/1777249445048144298 より

「「毎日お客が減る」時代の到来に対して、あなたの組織は準備できていますか?」という問いに組織のリーダーは答えを出さなくてはならないのです。

売上=単価xお客数x購入回数 です。

お客が減る時代は、単価を上げる、または、購入回数を増やす、もしくは両方が増えるような商いにする方向を考えなくてはならないと思います。

こういう時に何をすべきか、何ができるか。日々智慧を絞って、購入が進む心理を見つけることが大切と感じています。

日々の売上も大事、これから到来する時代に備えることも大事です。午後からもやっていきましょう。


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