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6月1日 自らをマネジメントする

おはようございます。今日から6月ですね。今月も1日1日ドラッカーから学び、マネジメントの力をつけていきましょう。

#ドラッカー #365の金言 #6月1日 #自らをマネジメントする   #知識労働者は自らのマネジメントに責任を持たなければならない

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のテーマ:自らをマネジメントする

今日のアクションポイント: 
#あなた自身の強み・仕事のやり方・価値ありとするものを知って自らをマネジメントしてください

#何かをすることを決めたならば期待と結果を照合するフィードバック分析をおこなってください

ナレッジワーカーの職業人生は50年。企業の平均寿命は30年。だから、己をマネジメントし、自分を成長させる方法を学ばないといけない。複数の仕事に備えよ、という提言。そして、ドラッカー自身行なってきた「フィードバック分析」を紹介しています。

彼は次のように述べている。

「強みを知る方法は一つしかない。フィードバック分析である。何かをすることに決めたならば、何を期待するかをただちに書きとめておく。9か月後、1年後に、その期待と実際の結果を照合する。私自身、これを50年続けている。そのたびに驚かされている。これを行うならば誰もが同じように驚かされる」(『プロフェッショナルの条件』)

今日は6月の月初めですから、今日、何かをすることに決めたならば、何を期待するかをただちに書きとめておく。そして、日々起こっていることを客観的に観察し、それをまた書きとめておく。9ヶ月後、1年後にその期待していたことと実際に起こった結果とを照合する。到達していた、できてなかった、と一喜一憂することに意味があるわけではない。振り返ることに意味がある。

これは、セルフ・コーチングである。

できる人は、うまく課題設定できる人は、自分の特徴を知った上で、自らがコントロールできる小さな課題から始めて、小さな成功を継続的に積み上げている。これだとモチベーションを落とさず、継続的に課題をクリアできる方法の1つと思う。

ドラッカーのような達人レベルの人だからこそ、9ヶ月後、1年後というゴール設定で振り返るわけだが、これから始める人は、まずは1日、とか、1週間といった短期での振り返りから始めるのが良いと思う。

例えば、今日1日の課題、例えば、新しい取引候補先に5社を決める、としたらどうだろうか。新製品情報を提供を申し出るとしたら、どの未取引先が良いのか、今日は選定するのである。ニーズのありそうな候補先はどこなのか。なぜ未取引なのか。自社の強みはなんなのか。どう自社が相手先に役立つことができるのか、など提案内容を考えながら、探していく。

すでにチーム営業で、新規開拓のフォーマットが決まっているのなら、そのフォーマットに従って選定できるかもしれない。ならば、それを使えばいい。

そして、1日終わった時に、今日の課題がクリアできたかどうかをチェックする、といった具合だ。

課題設定のポイントは、課題を解決するための必要な要素が全て自分でコントロールできるもので構成されていること。運や天候など外因によるものだったり、政治情勢など予測不可能なことは課題に含めない。

自分でコントロールできることが可能で、失敗してもやり直しが効く課題を設定し、モチベーションが高まるようやっていける小さな課題から始めよう。

追伸

「どうすれば、今の状況をもっと良くできるか」

これこそ、経営者のあなたが直面している現実的な課題であり、それが解決する日まで、毎日頭から離れることはない問題ではありませんか。

知識を増やし、縁を増やし、新しいアイデアが生まれるかどうかが、この困難な時においても、うまくいく人といかない人との小さな違いです。小さな違いが大きな結果の差を生みます。そうした新しいアイデアのヒントが見つかるのが、次のNOTEマガジンです。

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