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5月9日 知識社会の中心の問題

おはようございます

続きです。

#ドラッカー #365の金言 #5月9日 #知識社会の中心の問題 #知識社会では教育が中心の問題となり学校が中心の組織となる

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー

上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:知識社会の中心の問題

今日のアクションポイント: #学ぶことを今日から習慣にしてください

今日の提言は要するに、一生勉強続けよう。

「泣くのが嫌ならさあ歩け」という水戸黄門の主題歌みたいなもんですわ。

かつては、学校卒業して5~7年ほど修行時代を経れば、職人として一生やっていけたわけですが、資本主義社会がどんどん進化成長する時代となって、かつて学んだことだけで飯が食えるような楽な時代は終わっちゃった、と。

エンジニア定年35歳じゃないけど、エンジニアでも教師でも職業を続けていこうと思ったら、継続学習の習慣が必要ってこと。

歴史を振り返ると、5~7年の徒弟制度を経て職業を習得した職人は、18~19歳の頃には、一生のうちに必要なことをすべて学んでいた。今日、新しい仕事には、相当な正規の教育を受け、理論的・分析的な知識を習得し、応用する能力が求められている。また、仕事への取り組み方や考え方にも違いがあります。そして何よりも、継続的に学習する習慣が求められます。

知識でも陳腐化があります。18~19歳の頃に学んだことがいつまでも役立たないから、勉強し続けないとね、という話ですね。

教育の役割が非常に重要である、と提言されています。

教育というテーマは百家争鳴、老いも若きも誰もが一過言あるわけで、総論賛成、各論反対、教育現場のニーズは省みられることなく理想論が語られる傾向にあるように思います。そして、明治時代から教育費の高さが問題でした。

昨今、登校拒否の小学生YouTuberが話題になっていますが、子沢山の家庭ともなれば個々は比較的廉価であってもまとまった人数の教育コストはバカになりません。ただでさえ、可処分所得が減らされ、教育分野は組合問題やらも絡むため、長年、人的投資や研究開発への投資を減らすなど国民教育分野への投資を怠ってきたため、すでにわが国は教育後進国である、今後ノーベル賞受賞につながる研究などなくなり衰退していくだろうとさまざまな方面で言われております。

一方で、採用する側である企業側も、日本の大学生の質が落ちたなどと自分のことを棚にあげたてめえ勝手な都合の良いことを語っていて、それが就職時のミスマッチに繋がり、「良い人材(奴隷の間違いでは?)がいない」といったことにもなっていて、何度も引用しますが、それが、「やる気後進国」という悪循環を

生み出しているようにも感じます。

即戦力が欲しい、イノベーション人材が欲しい、などニーズもさまざまある一方で、日進月歩の技術進歩。どの企業も、業界のキャッチアップ、或いは、業界よりも先んじる開発を実現して、他よりリードしたい。そこに教育はますます比重が高まる、ということなんだと思います。

ところで、学校では、プロ技術は学べないんじゃないか、と思うわけです。

例えば、イチローさんも、浅田真央さんも、上原ひろみさんも、幼少期(小学生低学年)から競技や演奏・作曲を学び始めて、10代のうちに世界トップレベルへと駆け上がっています。

スポーツや芸術分野のように「プロ」として活躍する年齢は、どんどん低年齢化し、しかも、一流の腕前となるのも30代まで、という時代が到来するかもしれません。

彼らは学校で何かを学んだのか?イチローさんにしても、真央さんにしても、上原ひろみさんにしても、プロになるスキルは学校では学んでいないでしょう。

イチローさんはバッティングセンターで、真央さんはリンクで、上原さんはピアノ教室でプロとして必要な技を磨き上げました。同じように、幼いうちから、商人や料理人、そして投資家は市場が違うものの市場で鍛えたらどうでしょうか。松下幸之助氏にしても幼い頃、丁稚奉公して商人としてのあり方振る舞い算盤を鍛えられたから「神様」と言われるほどの大商人と成られた。

松下幸之助氏の奥さんの弟の井植歳男氏。井植氏は兄の松下氏とケンカ別れして会社をつくったのですが、そのときに「兄は尋常小学校を中退して世の中に出たので、自分よりも3年分、世間に対する感度が優れている。俺は高等小学校まで行ってしまった。やっぱり兄にはかなわない」ということで、「三洋」という社名にした。「国内は兄貴に、自分はインド洋、大西洋、太平洋で商売する」

というわけで、三洋電機の井植さんは学歴の弊害を指摘しておられたけれど、会社結局なくなってしまったし、パナソニックも大卒社員によるボンクラ経営してたもんだから、確信的な競争要因を進出先の中国に盗まれ、かつての勢いを失い、雪崩の如く業績は下がるばかり。

そもそも大卒社員の方が経営の腕がいいのか?どうなんでしょうね?

将棋もエンジニアも天才は低年齢化しているわけですから、産業界も、スポーツ界やアートの分野を見習って小学生をインターンに、そして、中卒から働いた方がいい経営になるんではないか、そんな気がしてきました。


今日もやっていきましょう

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