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7月14日 予期せぬ失敗 Unexpected Failure

おはようございます。MLBオールスターゲーム、先発で1番DHに大谷選手が決まりましたね。楽しみです。

#ドラッカー #365の金言 #7月14日 #予期せぬ失敗 #Unexpected_Failure  #予期せぬ失敗はイノベーションの機会の兆候と受け止めよ。

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のACTION POINT

#あなたの組織や競争相手の予期せぬ失敗の例をあげてください#失敗の原因は何だったでしょうか

イチロー選手のような素晴らしい打者でも、最高打率は3割8分、6割以上失敗しています。では、我々の日々で考えてみるとどうでしょうか。

成功、まあまあうまくいっているという製品ないしサービスは、全体の2割程度で残りは…という組織が多いのではないでしょうか。

また、人材育成においても、「2:6:2の法則」と言われます。集団において、全体の2割の人間が意欲的に働き、6割が普通に働き、残りの2割が怠け者になるという「伝説」があります。

ただし、米ギャラップ社の調査によれば、わが国では、意欲的に働く熱意ある社員はわずか6%。残り94%が働きたくない、という「やる気後進国」だとか。

このことからわかるのは、日々は大半が失敗、ということです。製品が10あっても、売れるのは2だけだし、残りは在庫になるだろうし、採用した社員もバリバリやってくれるのは6〜20%くらい。つまりは、失敗だらけの中で我々は日々過ごしているということでしょう。こういうことは、予期せぬ失敗、じゃなくて、「予期できる失敗」ですね。「予期できる失敗は」リスクとして、確率として、折り込んで生活しよう、ということになろうかと思います。

今日のテーマは「予期せぬ失敗」、というものですから、順調に行くだろうな、と思っていた事態が災厄などによって失敗になってしまった、さあ、どうしようか?ということです。

確かに、予期せぬ失敗の多くは、間違い、ものまね、無能の結果である。しかし、綿密に計画し、設計し、実行したものが失敗したときには、失敗そのものが、環境の変化すなわち機会の存在を示すことが多い。予期せぬ失敗は、顧客の認識や価値観の変化を示す。

成功の前提が間違ってたんじゃないの?あっという間に価値観変わるよ?陳腐化するよ?陳腐化しない前提で計画してたんじゃない?失敗から学ぶ、ということは、こうしたことなんだろうと思います。

あーあ、また失敗したよ、反省反省、じゃなくて、これは予期できた失敗なのか、予期せぬ失敗だったのか。そして、予期せぬ失敗ならイノベーションの機会の兆候として、調査に出かけよう。

The unexpected failure demands that you go out, look around, and listen. (予期せぬ失敗が要求することは、外へ出て、見聞きすることである。)

さあ、今日も「調査」に行ってこよっと。

調査しよう↓


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