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日本では最初から全員を巻き込むから素晴らしいとドラッカー。あら?「欧米では…」の「出羽神」のみなさん、息してる?  10月12日 Getting Others to Buy The Decision 組織としての意思決定

#10月12日  木曜日のお昼になりました。
今日の #収入を上げるドラッカー のテーマは
#Getting_Others_to_Buy_The_Decision (他の人に決断を買ってもらう)
#組織としての意思決定

今日のテキストは、1974年発刊された名著『マネジメント』より。1959年、初来日して以来、ドラッカーは日本企業の高度経済成長を支援しつつ、日本式経営の「秘術」を米国企業へのコンサルティングに活用していました。

組織としての意思決定でなければ決定とはいえない。意図があるにすぎない。そもそものはじめから、組織の意思決定としてスタートしていなければならない。この点は日本的経営に見習うべきである。日本では最初から全員を巻き込む。

 つまり、もともと日本発の経営手法を世界に発信して欧米企業が学び、そして、日本企業に対抗するためのコンセプトに変容させて日本企業よりも優れた製品・サービスを生み出し、優れた経営を行ない、取引ルールを変えたりして、日本企業を凌駕したり、日本企業を市場から追い出そうと、途上国製品・サービスにシフトしたり、ということが90年代以降起こっています。

つまり、日本企業の経営者は、「マネジメント」が発刊されるまでは、革新的だったのが、以降は既存概念に縛られ、バブルに奢り、経営革新を怠ったが故にビジネスチャンスを見落とし、他国企業にチャンスを奪われ、右往左往しているのです。もう30年が経過し、メディアではネガティブな情報ばかりです。

日本組織の強みは、戦前から現在に至るまで、マネジメント層ではなく、ミドル以下の若い社員が中心となって推進した現場改善手法です。

私もこれから某所の「次世代リーダー育成」勉強会を担当いたしますが、現場改善の力はものすごいものがあります。ところが、彼らには未来ビジョンが欠けています。企業の存在理由、そして、その中で働く自分の未来など考えたこともないため、自らの未来が描けないまま、日常の作業に日々忙しく没頭させられています。その結果、経営者的な人財の育成に失敗、あるいは、経営者的な人財が既存経営層の怠慢を見抜き、ここにいては将来がない、と離脱するなどで人財の差によって、他国との競争に敗北し続けてきました。

経営者的な人財育成に失敗した組織に明日はありません。ということで、これからも彼の考え方を活かし、心豊かに収入増を実現する方法をご紹介します。参考にされたい方は、ハートマーク、フォローもよろしく。コメントもいただけると嬉しいです。それでは、ごきげんよう!

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