6月3日 情報型組織の「楽譜」

おはようございます。昨日の続きです。

#ドラッカー #365の金言 #6月3日 #情報型組織の楽譜 #病院ではあらゆる専門家がカルテという共通の楽譜を手にする

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のテーマ:情報型組織の楽譜

ACTION POINT
#あなたの組織の活動について成果を期待にフィードバックしてください

オーケストラも重病患者を担当する病院も「スコア」(楽譜・カルテ)という情報を元に最善を尽くす。オーケストラを監督する指揮者も、病院の管理責任を持つ理事長も、それぞれの専門家に対して細々とした指示命令を下したりはしない。しかし、どこで個々のメンバーの強みを発揮すべきかを知っていて、適切なタイミングで発揮できるようマネージメントしている。

情報型組織は、期待する成果を明確に表現した目標を中心に組織しなければならない。さらには、期待と成果についてのフィードバックを中心に組織しなければならない。

1枚のスコア、1枚のカルテ、1枚の設計図を元に複雑な業務が遂行され、成果物が生まれる。その期待と成果についてフィードバックが為される組織になってますか?

ということなんですが、「譜面通り演奏すること」は演者の創造性や自由を失うことではなく、むしろ、逆であるという。譜面通りに演奏する中で演者の個性が現れるからだという。

というわけで、指示命令の中ですが、今日もやっていきましょう。


追伸

「どうすれば、今の状況をもっと良くできるか」

これこそ、経営者のあなたが直面している現実的な課題であり、それが解決する日まで、毎日頭から離れることはない問題ではありませんか。

知識を増やし、縁を増やし、新しいアイデアが生まれるかどうかが、この困難な時においても、うまくいく人といかない人との小さな違いです。小さな違いが大きな結果の差を生みます。そうした新しいアイデアのヒントが見つかるのが、次のNOTEマガジンです。

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