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5月15日 雇用業務のアウトソーシング

おはようございます。


続きです。

#ドラッカー #365の金言 #5月15日 #雇用業務のアウトソーシング   #雇用業務のアウトソーシングは30 %のコスト削減と大幅な従業員満足をもたらす

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

https://amzn.to/3sucDVe

“汝の時間を知れ“ ドラッカー

上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“

と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:雇用業務のアウトソーシング

今日のアクションポイント:  #雇用業務や人事業務をアウトソーシングしていますか#なぜしていますかあるいはなぜしていませんか

今日の提言も、また現代日本の企業組織体のあり方が変わりつつある「今」と関係している内容だ。20年前の提言なのにすごいことである。こういう点がドラッカーの「慧眼」であり、いまだに支持者が絶えない要素なんだろうと思う。願わくば、自分もそうありたいと自らを磨いてゆきたい。

さて、人材マネジメント企業の存在である。米国では雇用関係規制と記帳報告義務の増大により顧客側である中小企業の書類業務が増えたため、採用と合わせてこれらをアウトソーシングしている、ということだ。

我が国でも、派遣や人材マネジメントは一般化している。とある金融機関では、正社員、派遣社員、アルバイト、パート職員と多種な人材が集まっているため、たとえば、業務前に集まって店頭や歩道のゴミ拾いや清掃活動をしよう、と5S活動を店で始めようと提案しても、「それは業務に含まれていますか」と調整が必要とされるという。当初は面倒だ、と思う場合も少なくなかったが、今では契約時間内に業務として行えば問題無いため、そうした明文化されていなかったことを1つずつ明文化することで、より業務内容が明確になり、かえって働きやすい職場に変わってきたという。

「店のマネジメントでも、派遣社員と従業員とは指示系統が異なる、と当初はされていたんです。それがややこやしかった。しかし、派遣と正社員との間は平等であるべきだとか、一緒に働いていると、当然仲良くもなる場面も出てきます。もともと、「職「場」」全体の空気感が当店では「対立」ではなくて「融和的」だったこともあり、同じ動きしようよ、その方が心地いいよ、という空気感が強制的じゃなくて生まれてきていました。「場が大事」と言いますが、職場も場です。いい場となると、いいパフォーマンスにつながるようです。」と私にその経営幹部は語ってくれた。

コスト削減しても、製品・サービス品質の向上が実現でき、従業員満足がより高くなり、そして、顧客満足も同じくアップする、これらが成立する、なんて虫のいいことを考えているのが経営者(笑)。

いつものやつ↓(笑)


それでは、流石に、やる気のある人はたったの6%。94%の人心が離れているってことに経営者たちも気づかないといけないんじゃないの?!と思います。


今から20年後あるいは25年後には、組織のために働く者の半数は、フルタイムどころか、いかなる雇用関係にもない人たちとなる。 とくに高年者がそうなる。したがって、雇用関係にない人たちをいかにマネジメントするかが、中心的な課題の一つとなる。―― 『ネクスト・ソサエティ』

上記の提言が書かれたのは2002年だから、2020年〜25年には、ってことだろう。雇用関係の無い人のマネジメントがこれからの組織経営のテーマになるんでは?

今日もやってきましょう!

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