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6月2日 情報型組織の成功例


おはようございます。昨日の続きです。

#ドラッカー #365の金言 #6月2日 #情報型組織の成功例   #必要な情報を全員が手に入れるとき組織は成果をあげる

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

https://amzn.to/3sucDVe

“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のテーマ:情報型組織の成功例

今日のアクションポイント: 
#あなたの組織とイギリスのインド統治に共通することは何でしょうか

ドラッカーさんは、このイギリスの統治やローマ教会制度を例に、フラットな3層構造組織体をよく紹介しています。一方で、知識労働者が専門性を細分化していくことも必須と語っておられる。従って、最小限のフラットな3層構造を理想に掲げておられながらも、組織は細分化・複雑化していくから、分散して統治すべし、をはじめ、公共性、社会性、従業員の経営参画といった提言をされていたわけです。(「企業とは何か」(1946年))

その提言は、調査・コンサル依頼した当のクライアント(GM)さんからは受け入れられず、会長からは無視されてしまったわけですが、ドラッカーの「企業とは何か」(1946年)を参考にした戦後の経営者、特に、日本企業の経営者への影響は少なくなかったわけです。

 2019年以降の現在、米国ですら、株主第一主義な経営から、ステークホルダー重視だっり、SDGsへと移ろうとしてきている現在の従業員満足、公益性、公共性に配慮した経営へのシフト、という視点は、まさに「先進性」「先見性」としか言いようがありません。

 逆に経団連企業は、1周回って、逆に封建的になっているような、、、

 さて、コロナ禍をきっかけに、オフィスや現場など組織の再編成が各企業でなされ始めています。リモートワークなどを取り入れ、組織のフラット化が為されれば、複雑な現代社会であっても、広いインド大陸を1000人で統治できることも夢じゃない?だったら、人口比で13分の1のわが国なら130人での統治は可能かもしれません。

となると、大量の失業者が、、、。ここに、統治する少数エリートと、される大衆との分断が、、、なんてことにもなりかねません。

そして、細分化して自由化し、全てをシンプルにしていくことは、その企業にとっては良いことでしょうが、社会全体、を考えれば、失業者が増大し、犯罪が増え、社会が不安定化します。そう考えると、企業が効率性を高めていけばいくほど、社会に非生産的なことが集まり、社会荒廃へと進んでしまうのでは、と心配になります。シンプルになる企業組織が増える一方で、起業数を増やすこと、そして、成長企業が多数生まれることが重要に思います。

今は、観光業、飲食業中心に廃業やM&Aが進んでいるというか、進ませられているようです。非効率で組織力のないパパママ経営潰して、新しい商流に五輪景気の金を流そう、ということでしょうが、効率化ばかりが善でない、豊かな起業土壌づくりも必要、ということも、このコロナ禍でわかったこと。

やはり、バランスというものがあってこと。

とはいえ、これまであまり考慮する必要がなかったこともどんどん出てきました。個々人に社会に貢献する役割を担ってもらう、ということや、国民のID管理、国防費、福祉への増員も必要になってくるわ、近年到来が確実視されている東南海地震ではGDP10年分以上の1400兆円もの被災となる、と言われる中、津波の防波堤設置など備えも人材も増えれば必要な資金も膨大になっていきます。これらを賄うには、これまでの税収と投資だけでは十分ではありません。

やはり、ここは、自分たちで。今日もやっていきましょう。

追伸

「どうすれば、今の状況をもっと良くできるか」

これこそ、経営者のあなたが直面している現実的な課題であり、それが解決する日まで、毎日頭から離れることはない問題ではありませんか。

知識を増やし、縁を増やし、新しいアイデアが生まれるかどうかが、この困難な時においても、うまくいく人といかない人との小さな違いです。小さな違いが大きな結果の差を生みます。そうした新しいアイデアのヒントが見つかるのが、次のNOTEマガジンです。

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