7月18日 人口の変化 Demographics
おはようございます!
#ドラッカー #365の金言 #7月18日 #人口の変化 #Demographics
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のACTION POINT
#人口に関わる数字のうちあなたの製品やサービスに特に関係の深いものはなんでしょうか
ということで、
今日のテーマは、イノベーションの7つの源泉の5番目のお話です。
源泉1:予期せぬこと
源泉2:不一致
源泉3:プロセス上の必要性
源泉4:産業と市場の構造変化
源泉5:人口動態
源泉6:認識の変化
源泉7:新しい知識
個人的には、最も重要な未来予測の指標と思っている、人口動態。それを知るには将来人口のグラフを見て理解していきましょう。(資料は総務省より)
今回は、2035年、15年後の世界から現在(2021年)を見る、という視点でもって、2020年と2035年を比較してみましょう。
2035年の高齢化率は32.8%、2020年に比べて+4%と増えています。しかし総人口が減っているため、高齢者人口は1507万人から1246万人と250万人も減少です。次は人口ピラミッドで見てみましょう。
まずは2020年の人口ピラミッドから。
2020年時点で65歳〜74歳のいわゆる団塊世代と40〜54歳の団塊ジュニア世代が突出していますね。かつて投資家のハリー・デントさんは、「生涯で最高に消費する年齢が45歳。だから45歳人口の大小が景気を決める」という大胆な予測をされてました。それで言えば、2019年秋の消費税増税、2020年5月の法律に基づかないPP袋への課金といった買い物を罰とするような社会負担を増やした失政、2020年パンデミックがなければ、そこそこ国内景気は良かったのではないか、とも思われます。
現実はというと、パンデミックがあったにも関わらず、国は富み、民間(企業業績)は冷えたことは、以下の上場企業の本決算数値と令和2年度税収が過去最高、という報道からわかります。
(上場企業業績の悪化 ↓)
令和2年度税収過去最高↓
法人税が前年度比4375億円増の11兆2346億円。昨年12月の見込み(8兆410億円)から3兆1936億円増えた。また、消費税も前年度比2兆6187億円増の20兆9714億円。見込みからは1兆6984億円上振れして過去最高となった。消費税は、元年10月の増税の効果が通年で表れたことも税収増に寄与した。(産経新聞記事より)
前年比4.1%増(内訳として、法人税前年比4375億円増、消費税2兆6187億円増)。をいをい!パンデミックで不況下にも関わらず、税収過去最高、ということで、取りすぎだろ?国民の負担率高めてどーすんだといったような議論が今後出て来るかも知れませんね。
続きはこちらで。今日もやっていきましょう。
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