4月24日 Social Responsibility 企業の社会的責任
おはようございます。 #ドラッカー #365の金言 から今日もやってきましょう。
本日 #4月24日
テーマは #Social_Responsibility #企業の社会的責任
そして、今日の金言は、、、
#意図がよくとも責任を果たしたことにはならない 。
ACTION POINT
#社会貢献活動においても 、
#本業を見失わないようにしてください 。
本日のテキストは、1995年発刊された『未来への決断』(原題:Managing In A Time Of Great Change (直訳すると、大転換期の経営))収録の「組織社会の到来」より。
元々、この小論は、企業の課題と現実について、ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)1992年9−10月号に発表された「多元化する社会(The New Society of Organizations )」。
知識社会に移行した現代社会において、(企業)組織社会はどう変わるか?という問いに対して、
ここで、ドラッカーは、安定を求める社会・家族と専門知識を用いて創造的破壊と戦略的廃棄を進める企業組織との対立、個人と組織との対立、専門家と組織との対立・・・これまで、組織は、社会、個人、専門家と利害関係が一致してきた時代から、知識社会の到来という90年代の転換期を迎えて、それぞれの利害が分かれた多元社会に変化したことを指摘している。
身近なところでも、専門スキルを持つものの身分保証のない不安定な派遣社員と何も専門性も持たないのに高待遇の正職員との対立が一般企業の組織内で散見されるし、医師・薬剤師・技師・看護師といった専門職同士の間でマウント取りで争いが絶えない医療現場。早く帰宅して家事育児への貢献を求める家庭と専門性の高い仕事の遂行を求める企業との対立が顕在化している。
しかし、社会的責任は誰が背負うんだい?未解決のまま残っている。
創造的破壊して、非効率部門を廃棄、あるいは、工場を海外移転すれば、そこで働いていた社員は失業者になる。じゃあ、その失業問題に対して、企業は政府に任せりゃいいのか?社会的責任あるだろ?ロボット導入で生産性向上して利益が増えたとする。だが、解雇した工場労働者たち1000名は、労働者だったけれど、消費者でもある。生産性向上の結果、失職した人は、地域社会から職がある他の地域や都市へ移動する。残った地域からは住民と消費需要が失われ、市場は過疎化。これって意味あるのかな?
失業問題を国に丸投げして、大企業は、所属する組織人は、知らん顔してきた。
だが、その態度でいいのかい?あなたの果たすべき社会的責任あるだろ?税金払うだけじゃなくて、という新しくて難しい問い。
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