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10月15日 Placing Decision Responsibility 意思決定のレベル

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言  より人生と経営と深めて参りましょう。

本日 #10月15日  のテーマは #Placing_Decision_Responsibility  #意思決定のレベル 

#意思決定のレベルには2つの原則がある

 組織における意思決定は、四つの観点から分類される。第一に、影響する時間の長さによって分類される。将来どの程度の期間にわたって影響を与えるか。第二に、他の部門や他の分野、あるいは組織全体など影響する範囲によって分類される。第三に、考慮に入れるべき定性的要因の数によって分類される。定性的要因とは行動原理、価値観、信条を指す。第四に、問題が繰り返し出てくるか、まれにしか出てこないかによって分類される。
 意思決定は、行動に近い低いレベルで行なわなければならない。同時に、影響を受けるすべての活動を見通せる高いレベルで行なわなければならない。第一の原則は、どれだけの低さで意思決定を行なわなければならないかをいい、第二の原則は、どれだけの高さで意思決定を行なわなければならないかをいう。意思決定のレベルにかかわるこの二つの原則から、個々の活動を組織のどこに位置づけるかが明らかになる。(『マネジメント-課題・責任・実践』)

ACTION POINT
#意思決定は行動に近い低いレベルで #しかし影響を受ける期間の長さと活動の範囲 #考慮に入れるべき定性的要因の数#問題の特殊性に応じて高いレベルで行なってください


意思決定は、現場の最前線のレベルで行なうべき。一方で、その決断は、会社全体のみならず、社会全体を見据え、今現在だけでなく将来の影響も考慮した高いレベルも考慮した上で行われるべきもの。決して、「今だけ、金だけ、自分だけ」で決断してはならない。ということなんだろうと思います。

昔、日本マクドナルド元社長の原田氏が

「16億人のお客様から1円多くいただければ16億円の利益、逆なら16億円の損失です。それだけに、1人ひとりがみずから判断し、率先して動くことが重要になります。」

ってたとえて小さな1円の大切さと16億人というスケールの大きさを対比して話していたのを聞いたことがあるんだけど、そういうことなのかもしれません。

今日もやっていきましょう!

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