5月26日 Defining Quality in knowledge Work 知識労働の仕事の定義
おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言 よりスタートしましょう。なんと、今日明日は #一粒万倍日 という縁起が良い日だそうで、いいことあるといいですね。
さて、本日 #5月26日 のテーマは、
#Defining_Quality_in_knowledge_Work
#知識労働の仕事の定義
今日の金言は・・・
#知識労働の質の評価は至難に思われる 。
#だが現実は案ずるよりも産むが易しである 。
ACTION POINT
今日のテキストは、『明日を支配するもの』第5章 知識労働の生産性の社会を変える > 2.先進国の運命を決める知識労働の生産性 > 仕事の質は何か (174ページ)より。
ドラッカーは、この後、
と記して、仕事の定義、何を成果とすべきか、を議論を要することもあわせて注記しています。
自分もそうですが、仕事を仕上げるために、全力投球することを念頭に置いているため、定義しないで没頭してしまいます。
何を成果とすべきか、どう効率化すべきか、という部分と、のめり込む部分とを、分けて取り組んだら成果が上がった、という経験があります。自分の時間も組織のスタッフの時間も無尽蔵にあるわけではありません。
赤字の仕事でも、多くの人が誠実に良い仕事をしよう、とより熱心に取り組むため、元々赤字でも費用と時間をどんどん注ぎ込んでその結果、赤字をさらに増やして、だけど、良いものができる、良いサービスになってる、ということが少なくありません。
例えば、ウルトラマンを製作した円谷プロでは、少しでも良い作品に仕上げよう、と受託金額以上の製作費を注ぎ込んだために赤字倒産した、という話は有名です。
ところが、面白いのは、その時に「赤字でも!」と取り組んだ結果、多くの子どもたちの心に残る作品となったため、著作権やその後のビデオなどの版権ビジネスが金の卵を産むこととなった、という話です。
円谷プロが最初から版権ビジネスをあてにしていたわけでも計算していたわけでもありませんが、赤字になっても、情熱を注いだ作品によって、版権ビジネスが末長く成り立ち、そして、新作までも生まれているのです。あの時、予算内で納まる仕事をしていたら、ウルトラマンは今も万人から愛されるコンテンツとなっていたでしょうか?
結果は神のみぞ知る、わけですが、、、笑。
計算することは大切ですが、未来は予見できません。良い仕事となるようやっていこうと思います。愛を込めて。
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