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11月1日 Organizational Agility 集中力が鍵

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言  より

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今日から11月。

本日 #11月1日  のテーマは #Organizational_Agility  

#集中力が鍵

#象はノミと違って身長の何倍も跳び上がることはできない

 大組織といえども万能ではない。それは敏捷さではなく、大きさによって成果をあげる。一人や少人数では不可能な能力を動員する。だが、規模は制約でもある。
 組織は一時にわずかの仕事にしか取り組めない。組織構造やコミュニケーションの工夫ではどうにもならない。組織では集中力が鍵である。
 しかも組織は変化しなければならない。変化とイノベーションの主導権をとらなければならない。そのためには、知識労働という稀少で費用のかかる資源を成果のあがらない分野から、成果と貢献の機会のある分野へ移す必要がある。資源の浪費は許されない。(『断絶の時代』)

ACTION POINT
#あなたの組織が取り組んでいる仕事は適切でしょうか

#適切でないものは中止してください

ここでドラッカーが例えているのは、象=大企業、ノミ=起業家、ということ。素早く俊敏に、そして、軽やかに起業家は動ける、という例えです。今年は、「70年定年」と言われる一方で、感染症による経営ダメージが少なくない大企業で「早期退職」「希望退職」人数は過去最高となりそうです。米国で300万人、

わが国でも今年上半期だけでも1万人超え。2009年リーマンショック時の22950名に迫る、或いは、超えるのではないか、と言われています。

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さらに、

早期退職制度、1割の企業が導入に前向き 中小企業では6%が「検討中」 

https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20211020_01.html

東京商工リサーチ(TSR)が集計している「上場企業の早期・希望退職募集」は2019年以降、3年連続で1万人を超えた。深刻な業績悪化の企業だけでなく、堅調な企業もリストラに取り組んでいる状況を浮かび上がらせた。TSRは10月上旬、国内企業にアンケート調査を実施し、上場企業を中心に進む「早期退職」、「セカンドキャリア」制度の導入について訊いた。
 上場企業を含む大企業の約2割(19.3%)が今後の検討を含め、早期退職・セカンドキャリア制度を「導入する」と回答した。新型コロナ感染拡大で、業種により雇用維持が困難な企業もあるが、「早期退職」制度の導入は雇用悪化にもつながりかねない。

まさに、「大企業の大きな組織は、汎用性がなく、変化に対応できない」からこそ「筋肉質な体制」目指し、スリム化に動いていることを示しています。

「象」=大企業、大きな組織、から早期退職で、ふるい落とされた「ノミ」=起業家は、己のアイデアと才覚と人脈ネットワークで「自分の身長の何倍もジャンプ」して、現代の変化に対応できます。

たとえば、この感染症がきっかけで成長した分野の1つにキッチンカーがあります。

内食・家呑みニーズ。そして、「から揚げ」や「冷食」。。。

こうした「小商い」だけでなく、個人SI、SEやフリーランスの専門家が大手の「中抜き」を拒み、直接プロジェクト受託にシフトし始めており、フリーランスや小規模事業者が活躍しやすい土壌が広がりつつあります。

実際、組織は変化を起こす能力、つまりイノベーションを起こす能力がなければならない。知識という希少で高価な資源を、生産性が低く結果が出ない領域から、達成と貢献の機会に移すことができなければならない。

そんな明るい時代の到来です。

今日から11月です。今年も早いもので61日。残り2ヶ月、いい一年となるよう、元気にやっていきましょう。

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