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人生100年時代、年齢を重ねるほど円熟期を迎える職業ってなんだろう? 1月25日 Reinvent Yourself 自己再生

本日のテキストも昨日に引き続き、『 #創生の時 』(1995年5月発行) 第1章  #個人の再生  23〜26ページより。

1995年1月に阪神淡路大震災が起こり、神戸を本拠地として地盤を固めていたダイエーグループにとって大きな打撃となりました。2024年1月1日、能登地震によって能登地方は大きな被災となっておりますが、1995年からまる30年という巡り合わせに、心痛む思いがあります。


50年も働くことが当たり前のこととなったからには、自らを再生することが不可欠となる。単にに活力を得ることを超え、新しい自分をつくらなければならない。

人口減少に伴い、就労人口も減っているため、政府は定年延長を企業に要請し、それに応える形で定年=年金支給年齢の延長、が進んでいます。とはいえ、高齢者ができる仕事には限りがありますし、かつては、知識労働者として活躍してきた人であっても、60歳、70歳にもなっては、流石に若い頃と同等の働きは難しいでしょう。特に、知識は陳腐化が激しいのです。

 ところで、ブルース歌手やブルースギタリストやロック・アーティストは、89歳で亡くなったB.B.キングのように、80代に円熟期を迎えるそうです。すると、78歳のクラプトンや、81歳のポール・マッカートニー、80歳のミック・ジャガー、キース・リチャーズもこれからが円熟期になるということです。

知識労働者の知識は陳腐化しますが、アーティストは、演奏技術が衰えても、「味がある」と高く評価されるのですから、これからの生き方は、陳腐化する知識労働者よりも、長寿によって円熟期を迎えるロックンローラーやブルースマンの方が良いのかも(笑)。

そうそう。人間国宝、と呼ばれる日本の職人さんたちも、年齢を重ねれば重ねるほど「円熟味」が出る、と言われますね。

60で定年したら、そこからは、アートの道を歩めば、良いのかもしれません。自分もそろそろそういう年齢に入ってきますから、そんな生き方を志すのも良いかもしれないな、と思いつつ、今日のテキストを終わりたいと思います。


#知識労働者は自らの成長と配置に責任をもつ
#年長者にどのように自分を植え替えたかを聞いてください
#あなた自身は今何をすべきでしょうか

今日もお元気で。ごきげんよう。

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