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12月6日 Activity Costing ABC原価計算のメリット

おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言  から人生と経営を深めていこうと思います。

本日 #12月6日 、テーマは  #Activity_Costing

#ABC原価計算のメリット

ABC原価計算については、12月4日のノートでもご紹介しましたね。

活動基準原価計算(ABC原価計算):原材料が資材や部品が工場に到着したところから、製品が最終消費者の手元に達した後までのプロセス全体を把握。たとえ消費者が負担していようとも、設置やアフターサービスのコストまで、製品のコストの一部として捉える評価測定方法。サービス業では、事業の全プロセスに関わるコスト。これまでの原価計算が行なってきた固定費と変動費の区分はサービス業では意味がない。設備投資は労働力の削減どころか増大をもたらすだけである。病院は新しい診療用医療機器を導入しても、誰もレイオフしない。逆にその操作のために4〜5人の技師を必要とする。このことは他の知識組織についても同じである。総コストは固定しているから、問題は事業のプロセス全体にある、とする。(『明日を支配するもの』)より


#ABC原価計算は
考え方そのものが従来の原価計算と異なる。

 かつての原価計算は、ABC原価計算に取って代わられつつある。これまでコストは、労務費、原材料費、間接費の積み上げで計算がなされていた。しかも製造中心だった。これに対し、ABC原価計算は、価値を生むためにいかなる活動が行なわれたかを見る。品質やアフターサービスのコストを計上する。
 設計段階で品質を組み込むならば、そこでコストが発生する。しかし、アフターサービスと品質保証のコストは減少する。この原価計算は財サービスの生産に要したすべてのコストを把握する。(『明日を支配するもの』、eラーニング教材『データ通から情報通へ』)

ACTION POINT
ABC原価計算は、今日の会計とは異質の考え方にもとづいています。
この原価計算について会計の専門家の意見を聞いてください。

株主配当も経費、税金も経費と考えるなど損益計算書においての経費の考え方とは異なるわけですが、全体のプロセス管理という点で、「実際なんぼ手元に残るんだ?」を厳密に考えるとこの原価計算になるのかな、と思われます。あと多年度にわたり、減価償却費を計上するという考え方が合わないのかな?まあ、だけど、1事業部にかかる経費を全てひっくるめて、プロジェクト推進のためには工場建設から営業・販売後のカスタマーケアまでひっくるめると、こうですよ、と全体のプロジェクト管理目線で見られるのは良いかも。

あっ、どんぶり勘定すぎるかな?笑

今日もやっていきましょう!

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