発信だけがPRじゃない。声を聞くこともPR。11月29日 Role of Public Relations PR部門の役割

 さあ、今日は私の専門分野である広報がテーマ。

広報といえば、発信力だ、と一般的には思われているが、ドラッカーはそうじゃないという。で、なんだろうって思ったら、いい例があった。

それは、いろいろ問題はあるけれど、NHK党でした。
彼らは、政党で唯一コールセンターを備えて、NHK問題に対する国民からの声を集めている。これは、メディアを使って発信するのではなく、ドラッカーがいう通り

(GM=一般的な企業は)活動の主たる目的が、社会への発信ではなく社会からの受信であることがわかっていない。それはちょうどユーザー調査部の仕事がユーザーの教育ではなくGM自らの教育から始めなければならなかったのと同じである。従ってもし成功するならば、これらの活動は、企業の経営陣に不可避ともいうべき隔離孤絶の危険を解消する手立てとなりうる。

「社会からの受信」だからだ。
立花党首は、派手な行動派な人物であるけれど、氏はじめ、NHK党はYouTube発信ばかりではなく、国民の声を受信する組織を備えて、国民の悩みや困りごとに耳を傾け、浜田参議院議員を通じて国会活動に生かしていているようです。

声を聞くこと。それもPR活動なんです。今日もやっていきましょう。

#11月29日
#Role_of_Public_Relations
#PR部門の役割

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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さて、

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今日のテキストは、『 #企業とは何か 』第4章  #分権制をいかに機能させるか  パブリック関係 2005年版 86〜88ページより

今日の金言↓

#PRという言葉自体が 、広告、宣伝、マスコミ対策など
好ましからざる意味をもつにいたった。


 通常PR(パブリック・リレーションズ)とは、商品宣伝の延長としての生産者宣伝と理解されている。しかしこれからのPRでは、企業の美点や貢献を説くよりも、直面する問題について社会の理解を得ることに重点をおかなければならない。もちろん、自らの問題を理解してもらうには、まず自らが社会の問題を理解しなければならない。
 企業は従業員、消費者、市民としての社会にインパクトを与える。社会のほうも企業に対して、意識してあるいは無意識に何らかの反応を示す。企業の成果は、この社会からの反応によって影響を受ける。
 企業は社会に生きる存在である。企業の成果は、事業上の問題への理解ばかりでなく、社会の反応への理解の程度によって大きく左右される。
 かくしてPR部門の仕事は、マネジメントに対し、社会の反応とその原因を教えることになければならない。

(『企業とは何か』)

ACTION POINT
#あなたの組織と活動に対する社会の反応に敏感になってください
#あなたの組織が社会の意思によって生かされている社会的存在であることを認識してください


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