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10月5日 Building Action into the Decision 意思決定と行動

おはようございます。今日は #10月5日  今朝も #ドラッカー  #365の金言 から参りましょう。今日のテーマは、 #Building_Action_into_the_Decision

#意思決定と行動 、 です。

意思決定とは行動を約束することである。

#誰かの仕事として期限を定めないかぎりいかなる意思決定もないに等しい

* 誰がこの決定を知らなければならないのか?
* どのような行動をとらなければならないのか?
* 誰がそれを行うのか?
* その行動は、それをしなければならない人々ができるように、どのようなものでなければならないか?
行動は、それを実行しなければならない人々の能力に適したものでなければなりません。これは、意思決定を効果的なものにするために、人々が行動や習慣、態度を変えなければならない場合に特に重要です。
(『経営者の条件』昭和41年版 249〜252ページ)

決めたら、行動する。行動なければ、結果なし。かつては、激しい競争下においても、雇用維持のためと定期昇給を見送らせたり、賃金カットを強いたりしてきました。しかし、このコロナ禍ではもう雇用を支えられない。無理ということなんでしょう。

9月のコロナ破綻は月間最多更新し、

破綻件数は2100件を超え、「45歳定年」「早期退職」「希望退職」もを打ち出し、上半期だけで1万人を超える早期退職者を出す大企業が増えています。

「知的労働者であるものは、自らの啓発と配属について、自ら責任を持たなければならない」(ドラッカー「創生の時」第1章個人の創生より)

1995年、今から26年前に、ダイエー創業者 故中内功さんとの対談で、ドラッカーは多くの企業が昇進人事に失敗して人材を浪費しており、人事部が人事の意思決定者ではなく、教師・道案内・相談相手・助言者たるべく変わるべきである、とする一方で、知的労働者は、自ずから自分の教育・啓発や配属についての責任は、労働者自身に持たせるべきだ、と助言しています。

「どのような任務を企業が必要としているか」「自分はどのような任務の資格があるのか」「自分はどのような経験や知識や技能を持っているのか」を自ら問うこと。そして、企業の人事部も個々の社員に指示命令するのではなく、助言者となること。とても大事な視点に感じました。現在、個々の現場は忙しく、人が大切、社員中心、と言いながらも、実際は個々人よりも管理に目が向かいがち、なのかも知れません。

しかし、できれば、どの職場でも、個々の社員の良さが引き出されるような、指導に進んで欲しいと期待しています。


ACTION POINT
#あなたの意思決定を誰が知らなければならないか
#いかなる行動が必要か誰が行動しなければならないかを考えてください
#行動をとる者に行動する力があることを確かめてください

今日もやっていきましょう。

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