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5月8日 知識社会化の代償

おはようございます。

からの続きです。

#ドラッカー #365の金言 #5月8日 #知識社会化の代償 #失敗に対する恐怖が社会の隅々に浸透した

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。


今日のテーマ:知識社会化の代償


今日のアクションポイント: #仕事以外の関心事を急いで育ててください

幼い頃から激しい競争社会を過ごしてきたビジネスパーソンは40代で燃え尽きてしまうから、仕事以外の趣味を持て、という今日の提言は、うつ病、引きこもり、職場メンタルヘルス問題、「熱意ある社員はわずか6%、やる気後進国 日本」


「いつまでも緊急事態下を求めコロナを理由に出社や仕事を忌避する社会人や高齢者たち」など、まさに現代日本を覆う活力の無さ、希望なき競争社会、無気力を生む、と言った知的社会の課題の中心を捉えているようにも思える。

なぜなら、一方で、コロナによる経済活動が自粛されない地方で暮らしている方々は、リアル生活を充実して楽しんでいて、若者たちは結婚し、家庭を持ち、子供を増やしているからか、不動産、住宅工務店、リフォーム関係は好調。自動車販売も好調。生活は安定し、充実したライフを過ごしている人たちが少なくない。

彼らからしたら、「東京や大阪など都会は何を騒いでるんだ?」と不思議に感じることだろう。

たとえば、現在私が住んでいる宮城県。人口230万人中、仙台市とその周辺のみで140万人と圧倒的に仙台圏が中心で、仙台圏では東京や大阪と変わらず、「コロナが〜」と経済は自粛を「強制」され、窮屈な日々となっているが、仙台圏を離れたそれぞれの地域社会(県北・三陸・県南)では、都会の喧騒をよそにマイライフを「リア充」にして、マイペースで実に幸せなハッピーライフを謳歌する魅力的な人たちに溢れている。

彼らは都会で暮らすエリートビジネスパーソンらと比較すれば、給料も休日も少ないかもしれない。しかし、素晴らしいことに、彼らは他人と、都会と比較しない。

つまりは、ここに人生を幸せにする秘訣がある。

比較さえしなければ人生は最高なのだ。

地産地消で新鮮な野菜、とれたての魚、産まれたばかりの玉子、スライスされたばかりの肉、、、地元経済圏内で流通する食料品は実に豊かで美味しい。しかも、ちょっと移動すれば、源泉掛け流し温泉ばかり。助け合い、分かち合いの中で暮らす。実に最高ではないですか。

 エリートを目指し、エリートとなって官庁や大企業で働く知識社会において、年齢を重ねるたびに知見が増えて充実していく、という人も居られるが、ほとんどが自己決定権を持つ経営層です。しかし、決定権を持たされないまま、マネジメントされる側に移れば、次々と増えていく情報やOS更新やエンジニアリングの進化についていくことに精一杯。ついていけなければお払い箱、という現実の前に疲弊した人たちが増えている。むしろ時代についていけなくなる人が大半ではないだろうか。

そもそも生産の道具だったものの更新や進化が進むことで、人間の方が劣化扱いされるのが、今の競争社会なのかもしれませんね。

そんな中で、もがきながら今日も私もやるしかないです。もがきっぱなしな中で生きていく。今日もやっていきましょう。


追伸 知識社会って本当にいいものだったんでしょうかね?

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