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企業活動の目標は富の創出能力を最大化することにある。  3月19日 Defining Corporate Performance コーポレート・ガバナンスのあり方

#ドラッカー #365の金言  で、今日もランチタイムに充電しよう!

本日 #3月19日  火曜日です。
今日のテーマは、
#Defining_Corporate_Performance  (企業のパフォーマンスを定義する)
#コーポレート・ガバナンスのあり方
今日のテキストは、『チェンジ・リーダーの条件』からということですが、未入手のため引用ページ数など不明です

ドラッカーは、短期的利益最大化ではなく、短期と長期のバランス。目の前の現実だけでなく未来の富創出にも目を配ろう。そして、長期の富の創出能力を忘れずに、長期的に最大化させる経営の考え方をお持ちと感じています。

近世から続く日本の商いも短期ではなく長期の関係性を重視した考え方です。それは、「商いは牛の涎(よだれ)」という古語に表されています。

牛の涎が細く長く尾を引くように、商売は気長に辛抱せねばならない。利を急ぐあまり一時に大もうけしようとすると思わぬ失敗があるから気をつけねばならぬ。

近江商人や伊勢商人などが綴っていた商訓では、博打や相場を嫌う経営者が普通で、短期の大儲けは戒められていました。

現在では総合商社でも投資収益を求めるのは当然、むしろ、投資から事業を発展させる考え方が90年以降主流になっています。

バブル崩壊以降、失われた30年と言われる長期の日本経済の低迷と、この米国流の投資収益や短期収益を重視し、リストラで短期的な収益改善を行なった某Gーン氏のような経営者だけが巨万の富を稼ぎ、去っていく、という搾取型経営の考え方がよしとされていました。

しかし、現在では、米国でも「ステークホルダー経営」と呼ばれる考え方は、「売り手よし、買い手よし、世間良し」と各ステークホルダーに目くばり、気配りした上で、慎重にことを運ぶ日本流の経営に近いものです。

これからの経営としてどのような世界観で進めるべきか、ターニングポイントにきているようです。


#企業活動の目標は富の創出能力を最大化することにある
#あなたの組織ではマーケティング・イノベーション・生産性・人材育成などの長期の業績要因と短期の利益の間でいかなるトレードオフを行なっていますか 。

#それらのトレードオフは健全でしょうか

午後からもお元気で。
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