7月27日 コスト主導の価格設定の間違い Cost-Driven Pricing
おはようございます。
#ドラッカー #365の金言 #7月27日 #コスト主導の価格設定の間違い
#価格設定の唯一健全な方法は顧客の望む価格に合わせて製品を設計することである
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のACTION POINT
#顧客の現実から価格を設定しその価格の範囲内で利益を上げるべく開発チームを編成してください
価格設定戦略についての提言です。
But the only sound way to price is to start out with what the market is willing to pay and design to that price specification. To start out with price and then whittle down costs is certainly more work initially. But in the end it is much less work than to start out wrong and then spend loss-making years bringing costs into line. (価格設定の唯一健全な方法は、市場が支払ってくれる価格からスタートし、その価格に合わせて製品を設計することである。価格を出発点としてコストを削り込んでいくことは、当初かなりの苦労を要する。だが、スタートを誤り、何年も損失を続けるよりはいい。)
今日の提言は、「未来への提言」第3章 企業の5つの大罪、から。
残りの4罪についてこちらのノートにも記しています↓
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