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2月23日 The New Tasks of Government 政府の課題

2月23日 The New Tasks of Government 政府の課題

#諸々の新しい課題が違う形の政府を必要とする

 諸々の新しい課題が、より強力な政府を要求する。これまでとは違う形の政府を必要とする。最大の課題は、人類の棲息地における破壊の防止である。環境に次ぐ分野、私兵の復活の阻止、すなわちテロの根絶である。
 小さな集団が大国を人質にとることができるようになった。核爆弾を大都市のロッカーに入れ、遠隔操作で爆発させることができる。大量殺戮が可能な炭疽菌によって、大都市の水道を汚染し、居住不能にすることができる。テロの脅威を抑止するには、主権国家の枠を超えた行動が必要である。
 必要とされるグローバルな機関の構想は提示すらされていない。創設にどのくらい時間がかかるかもわからない。あるいは、各国の政府がそのようなグローバル機関の創設とその決定を受け入れるには、実際には何らかの破局的な事態を経験しなければならないのかもしれない。(『ポスト資本主義社会』)

ACTION POINT 

#重要な問題については産業界全体として国際機関との連携を検討してください

今日のテキストは、ポスト資本主義社会(1993年版)>第7章 グローバリズム、地域主義、部族主義>テロの防止、グローバルな軍備管理(249〜252ページ)より。

しかし、国連やWHOの腐敗や世界経済フォーラムの意思を知れば知るほど、国際機関の邪悪さだったり、途上国へ支援などで介入したものの現地との意思疎通や実行は必ずしもうまくいっているとは思えないプロジェクトも少なくないようです。

恥ずかしながら、自分は、国際協力、というと、詳しい話を聞くことなく、両手を上げて賛成してきました。全ていいことに違いない、と。しかし、実際に現地で国際協力されている方のお話を知ると、なんというか、それは空想的なユートピア的に思っていただけのことと感じました。

現地で命を落とした方もおられる、というのに。。。

そんな現実を、「話し方」「コミュニケーション」「ファシリテーション」という視点で、示してくれた一冊がこちら。

もしかしたら、不幸にも国際協力の現地で命を落とされるボランティアの方は、同書で示されているようなコミュニケーションをうまく使いこなすことができなかったのかもしれない、と思うと、これからますます多文化、異文化、異民族の方々と触れ会う機会が増える将来が到来するならば、今まで以上に、コミュニケーション方法を学ぶ必要があると感じています。

今日を変えていこう。愛を込めて。


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