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【アビスパ福岡】J1通算得点3位(佐藤寿人さん)のJ1初ゴールをアシストしたのが長谷部監督と知って当時のことを調べた件

2023 J1リーグ 第15節 アビスパ福岡 vs 横浜FM
DAZN中継の解説は佐藤寿人さん

2012年 JリーグMVP、Jリーグ得点王を獲得し、J1通算得点数は161得点で歴代3位(※記載時点)に連ねる素晴らしいストライカーです

この中継で、佐藤寿人さんから長谷部監督と関係性について興味深い話があったので、そのことを記します。
ご注意:興味本位でWebで調べたことを備忘のため書き残したものです。

背景:DAZN中継で語った一言

佐藤寿人さんが試合前、おもむろに話し出しました。

・僕のJ1初ゴールをアシストしてくれたのが長谷部監督(当時選手)でした
・現役時代もインテリジェンス溢れる技術の高い選手でした

DAZN中継より

長谷部監督と佐藤寿人さん、チームメイトだったの?
しかも、J1初ゴールを長谷部監督がアシスト??
ということに、ただただ驚くばかりでした。

当時の記録を漁ってみよう

佐藤寿人さんのJ1初ゴールは"いつ"だったのか

調べたところ、佐藤寿人さんのJ1初ゴールは、2001年(プロ2年目)です。このとき所属は、市原。
肝心のJ1初得点は「2001 1stステージ 第1節 03/10」ということでした。
22年前の出来事ということに衝撃を受けます。

当時の試合記録

2001年 1stステージ第1節
市原 vs ジュビロ磐田(ジュビロ磐田スタジアム)
スコアは1−4で磐田の勝利
佐藤選手の得点は、55分です

当時の選手コメント(FW 14 佐藤寿人)

ゴールはイメージどおり。長谷部さんのパスはお互いに感じていました。でも、勝つことが大事なのでもっとレベルアップする必要がある。チャンスをどんどん作っていかないと……。

上記の試合記録より引用

「長谷部さんのパスはお互いに感じていました」というところは、佐藤寿人さんらしい「パスの出し手・受け手との関係性」を大事にする表現ですね。

当時の選手コメント(MF 8 長谷部茂利)

ボールを奪ってもパスをつなぐところがなかった。もう少しゾーンプレスが機能する時間を長くしていきたい。ボールを奪う位置を高くすることも必要。せっかく奪っても深い位置では……、また、今日はボールの取られ方もよくなかった。本当は0-0で後半勝負といきたかった。とにかく今日は課題の多い試合だった。アシストについては自分としても満足のいくプレーだったが、あれ一つだけだった。今後は随所にああいうプレーを出していきたい。

上記の試合記録より引用

長谷部監督のコメント、現役時代のものは初めて見ましたが、根っこの部分は今にも通じるところがあると感じる内容でした。

2001年のジュビロって・・

対戦相手(磐田)のスタメンは以下のとおりです。
FW:中山選手・高原選手
MF:藤田選手・金沢選手・福西選手・名波選手・奥選手
DF:鈴木選手・田中選手・服部選手
GK:ヴァンズワム

「N-BOX」システム等で1時代を築いたJ1屈指の強豪メンバー!!
このチームから、長谷部さんアシスト&佐藤さんJ1初得点を奪ったことにも驚きです!!

(参考) 主審は「奥谷さん」

最後に、2001 市原 vs 磐田の公式記録です。
主審は、奥谷さんでした。
数年前のDAZN Jリーグジャッジリプレイにも元審判員の目線として何度もご出演されていた方です!
ここで、お目にかかるとは、さらに驚きです。

結び

ちょっとしたことがきっかけで、2001年に遡り「佐藤寿人さんのJ1初ゴール&長谷部監督のアシストをもたらした試合」にたどり着くことができました。

さらに対戦相手や主審の方にも目を向けると、より興味深いことも知ることができました。
・相手は、J1の強豪に君臨していたジュビロ磐田
・主審は、奥谷さん(過去のジャッジリプレイ出演)

当時は興味関心の薄いことでも、改めて調べてみることで新しい発見があるものです。それにしても、2001年のデータ、あるもんですね。ちゃんと残していただけていることに感謝です。

以上、ご覧いただきありがとうございました!

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