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ろくじつなななにちめ(さっかせい)

何の予定もない休日は、せめて本を読むなり映画を見るなりしようと思うのだが、結局YouTubeの飲み動画なんかをダラダラ見ながら酒を飲んで何もする気にならないのが常だ。
これが自粛自粛の連休になるとなおさらで、毎日がダラダラヨモヨモと時間が過ぎ、あとは惰眠を食らうだけとなる。

そんな中でアマプラに「AI崩壊」が配信されていたので観た。
考察とかが必要な映画はダラダラヨモヨモ脳にはなかなか観るのが億劫になり、こういった邦画はこんな時に観るのがちょうどいい。

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今ではこういった(邦画の中では)ビッグバジェットの作品も任されるようになった入江悠だけど、何作か入江悠作品を観ているがどれも自分に合わないと言うかハッキリ言って嫌いな映画監督ではある。
ブレイクのキッカケでもある「サイタマノラッパー」はかろうじて乗れる部分はあったものの「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」で気づいた気持ち悪さみたいなものが観る作品のどれにもあると思っていて、これはもう作家性が合わないんだろうなと。
評価を受けている「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」の長回しにしても個人的にはこれのどこが良いんだろう?と二度くらい観ても思った。
「AI崩壊」を観てても思ったんだが、入江悠の描くモブシーンがいつもワザとらしくて胡散臭く感じてしまって、観ない方がいいとは思うけど何故か観れるチャンスがあるなら観てしまう。
嫌よ嫌よもなんとやらと言いますか、嫌いなものほどウォッチ対象にしてしまう癖が自分にはあったりします。

自分の好きなものだけを摂取するのは精神的安寧に繋がるものではあるけど、たまには自分の体に害があるものだったり不味いものだったりを摂取することによって自分の好きなものの美味さが引き立つという性格悪いものの捉え方ではあるんだけど。

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