見出し画像

ろくじうろくにちめ(せきにん)

起床して朝飯を食べに街中へチャリで出る。
春風堂でパンを買って朝飯にしようと思ったものの、帰宅して車に乗り換えフラフラとドライブ。
うどん屋も連休中はどこもやってないだろうなと思いつつも三木の多田製麺へ行くと営業中。
かけ小とうずらの天ぷらを食す。かけ出汁がいつもより熱くなくてちと残念。

帰宅後に飲酒して昼寝。
いつも海外ドラマの「24」を流しながら昼寝するのだが、シーズン一回りしてファーストシーズンに戻った。
何故か夢で淫夢を見たが夢精はない。今までの人生で夢精をしたのは記憶にある限りおそらく一回だけ。
しかも、その時は自衛隊の警衛についていた時だ。
警衛は24時間勤務で駐屯地に出入りする自衛官や駐屯地内で働く人や外部の人を確認する業務。夜間になると外出した自衛官の出入りを確認する程度になり、2時間×2回か4時間の仮眠時間を交代で取ることができる。
その日は4時間ぶっ通しの仮眠を経てすぐさま立哨に立つスケジュールで、その4時間の仮眠でしてしまったのだ。夢精を。
夢精というものは凄まじく気持ちの良いものだと聞いていたが、見た夢も覚えていないどころか全く気持ちの良さも感じることなくパンティにどっぷり射精していた。
後にも先にも夢精はこの時だけだったと思うが、凄まじい快感とともに訪れる夢精ならいざ知らず、ただ大量に静液をぶっ放しただけだったのは非常に悔しい。残念至極なり。
そんな精液が乾いていないウェッティーなパンティで警衛交代まで立哨として立っていた。ちんぼも勃っていた。

そんなことはどうでもいい。
昼寝から起床して夕方頃に晩飯調達と街のパトロールを兼ねてチャリででかけた。
昨年のまさに街が死んだゴールデンウィークに比べて人通りもそれなりにあった。
毎年連休になると行列ができる「一鶴」や「寄鳥味鳥」や「蘭丸」といった骨付鳥店には例年に比べると穏やかなものの、昨年に比べると確実に行列はできていた。
街中を抜け、裏路地に差し掛かった時だ。
地面を見て犬のフンが落ちているのを視認して「あっ!」と思ったが遅かった。
すぐさまチャリを止めて確認すると、後輪にフレッシュな犬のフンがベットリとついていた。ボコボコしたマウンテンバイクのタイヤ故、そのベットリ度はママチャリの比では無い。落ちていた犬のフンを全て掻っ攫ってきたと言っても過言では無い。
悲嘆に暮れ、水溜りにつけてタイヤを前後に動かすもこびりついた犬のフンはびくともせず、線路沿いに落ちていた小枝で犬のフンをこそげ落とすも全ては取れず、公園を走り回ってどうにか八割落とせた。

僕も以前、犬を飼っていた。
高松に越してきてからは特に散歩の際のフンの始末は確実にしていた。市販されているビニール袋とトイレに流せる紙の袋が一体化したものを散歩の際に持ち歩き、ワンコがうんこの体制に入ると直に受け止めていた。調子良く2回目のうんこをした時などは一度家に帰って袋を持って取りに出かけていた。
普通そうするでしょ。
近所でも手ぶらで犬の散歩させてるDQNババアがいるけど、できることならそういう奴らの口に放置した犬のフンを詰め込める法律ができてもいいくらいだ。
ワンコに罪はない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?