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コミュニティ活動のしおり- コミュゼミ 第1期1クラス 第4回

20190419 コミュゼミ 第4回

コミュゼミ、早くも第4回です。
このゼミは全6回でコミュニティの作り方や運営について、「幹事力」のG2さんから学び、実践していく場です。

G2さんからコミュニティの具体的事例(ゆうこす、コルクラボ、箕輪編集室、風呂敷畳み人サロン etc.)やアカデミックな理論など、多くを学ばせてもらっていますが、実践には大きなギャップがあったりします。。。
まず、実行ありきの世界なのだろうなと思いつつ、第4回です。

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本日のアイスブレイク:「流れ星・月・木」

1分で「流れ星・月・木」の3つの絵を描きます。

私が書いたのはこんな感じ。いたってシンプル。なんの工夫もなく、言われた順番に並べただけ。

あまり人によってぶれることがないキーワードのように思ったのですが、月が満月になっていたり、木が針葉樹っぽかったり、さらには何となく情景が描かれている人まで。
このアイスブレイクは、同じ言葉を聞いても、人によって想起するイメージが違うことを体感することが目的でした。

同じキーワードを聞いても、人によって異なるとらえ方がある。
まして目に見える正解がない、コミュニティについては!(だから、「規範」が大事)ということでした。

本日の自己紹介のテーマ:「哀れ」から「憧れ」

何のために自己紹介をするのか?
それは、他の人の自己紹介をどんな風に聞いているのか?という問いの裏返しだったりもします。

コミュニティ作りでもビジネスでも、その後に会話と関係が続いていくためには「○○ができる人」を知ってもらうことが大事。
普通に自分の職業上のプロフィールを話しても、「で、だから?」となってしまう。

印象に残る自己紹介とは?
印象に残る自己紹介は、ストーリーのある自己紹介!ということで、本日の自己紹介のお題です。

「哀れ」と「憧れ」のギャップ

自己紹介のストーリーの中に、「哀れ」と「憧れ」のギャップを作る。
・~こんなことがあった(哀れ・残念)けど、実は今は~(憧れ要素)
あるいは
・こんなことをしてきました!(憧れ要素)だけど、実は~(哀れ・残念)→ オチ
ストーリーがあると、印象に残って記憶してもらいやすい。ついでに、親しみを感じてもらうなら、ちょっと笑えるような感じのほうが良いらしい。

「物語の作り方は6つしかない」MIT
感情の上昇&下降のパターンで見ると6パターンになる
1.↗ 地下の国のアリス
2.↘ ロミオとジュリエット
3.↘↗ 穴の中の男
4.↗↘ イカロス
5.↗↘↗ シンデレラ
6.↘↗↘ オイディプス

この自己紹介、良かったのは既に知ったメンバーの間でも、ギャップを語るために、具体的なエピソードを話してくれたりして、より互いを知るきっかけにもなることでしょうか。

コミュニティの運営について

主催者側が無理してはできない。
心理的安全性を幹事自ら確保したほうがいい。自己開示を!

「活動のしおり」
・組織: 情報共有と待ち合わせ場所
・規範: コミュニティスタンダード
・活動: 目指せ学校!(入学~卒業)、コミュニティでのインプットだけでなく、メンバーによるアウトプットまでが活動

1.組織とレイヤーについて
「畳み人サロン」の例では、平均して50人くらいがコミュニティに参加しています。
どれくらいの人間を集めるのが、活動に対して適切かを考えておくことが大切です。

例えば、ゆうこすはファンを6つのレイヤーに分けて考えて、それぞれに向けた情報発信の仕方をしています。
1.まったく知らない
2.名前は聞いたことある
3.SNSをフォロー
4.SNSで時々反応
5.良いね!やRTもする
6.良いね!やRT、生配信、ギフティング、買い物も。。。

ツイッターは拡散のため、インスタとブログはさらにファンとの関係性を深めるため。
ブログは一番深いファンの人たちに最適。それは「語れる秘密」の共有ができるから。

ゼミの参考書「コミュニティ・オブ・プラクティス」では、周辺メンバーからコアまで、3つのレイヤーに分けて説明しています。

旗に共感してくれた人でなければ、すぐにやめてしまう可能性が高いので、コミュニティが続いていくためには、やはり入口が大事!

同窓会的交流が発生するコミュニティには2つの特徴があります。
・現役時代のが楽しいこと
・振り返れる「宿題」が共有できること

2.コミュニティスタンダードについて

ダメなことを明文化している例は、キンコン西野さんのサロンなど。
コミュニティの大きさはここにも影響していて、風呂敷畳み人サロンの野村さんは、先日の講演で「ちょっと違うなと思う人がいた場合、直接言える人数から始めたほうが良い。」と言っていました。

明文化した上で、コミュニティの空気感を作っていくためには、日頃からコミュニケーションを取るのが◎
会話を交わすこと、小さな相談をすること、そうしたことで心理的安全性も作られていく。

3.活動について

幹事といえど、Position をいつまでも一人で背負い続けることがないように!
幹事団の組成は、やはり難しい。

旗を一人で背負い続けているとつらいので、細分化して分散して担える人を作ることが大切です。
ただし、分散のさせ方にはパターンとコツがあります。

旗の分散に向けた学校モデル
 同期: ベースの関係性
 部活: 趣味嗜好
 イベント: 同期でも部活でも参加できる、季節的節目やお祭り(運動会、文化祭etc.)

同期で組んで何かやっていれば、仲が良くなるし、他の活動に入っても孤立しないで済むようになります。
待ち合わせ場所と、決まった時間、決まった場所での集まりがあると、立ち返りやすい。

コミュニティの中でも共通点の軸を探すのが大切になってくるので、コミュニティのに派生してくるコミュニティの粒度はそろえておいたほうが良いようです。

そして、活動の継続のために、コミュニティのイベントはアウトプット(例:ツイート)までがセットとして考えること!

ゆうこすに学ぶツイートの仕方
1. 見出し
2. 情報
3. メリット
4. 写真
5. リアルな感想
6. 行動先

ハッシュタグの付け方にもコツがあり、まずは見やすさ、そして検索のしやすさ(”タグる”:検索する)、英語とカタカナのどちらがわかりやすいか、、、など。

参考)ピープルウェア
チーム作りと生産性についての参考に!


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