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哲学・サイエンス・アートvol1

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#科学

AIとカント『純粋理性批判』を巡る問い ネオ高等遊民@哲学氏への返信

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Archives ストークスの定理から般若心経・ホログラフィック原理・唯識へ 

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南部陽一郎氏を讃えて 南部ゴールドストーンボソンと一顆明珠

南部陽一郎氏はいわば宇宙創成の神のポジションで「対称性の自発的破れ」を語った。南部氏に…

スーパーインテリジェンス & シンギュラリティ 

シンギュラリティと自己実現型予言 まず、カーツワイルによるシンギュラリティ の予言だが、 …

カルロ・ロヴェッリ――もし道元と鈴木俊隆が読んだら究極地点で彼らは出会う

①知の限界の自覚 Reviewed in Japan on December 26, 2019 対象作品

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デカルト<第三省察>を巡る試論 <私>に絶対的に先立つ差異の受容

 以下の試論は、私の大学院在学時の25歳の頃に書かれ、当時の担当教官であった実川敏夫氏(デ…

カントとフーコー 経験の形而上学と歴史の造型――24歳頃に執筆したオリジナル原稿完全公開版

まえがき 批判的言説の可能性および現実性への問いは、現在深刻な位置づけを与えられるにいたった。こうした事態の端緒に、ミシェルフーコーが提示した問題設定が、我々の思索を要求する一つの課題として存在している。だが彼は、この課題を固有なカントの読解作業を通じて、『言葉と物』において設定した。この問いあるいは課題は、なお無際限に開かれているように思われる。そこで我々は、カントとフ-コ-の接点を形成する問題系を、『言葉と物』第二部、7~9章の読解を核に取り出し、その問題系に基づいた以