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お相撲さんの入るのや出るのを待った

お相撲さんの入り待ち出待ちっていうのは、コロナ禍になる前は、国技館の出入り口でかなり大がかりに出来たらしい。らしい、というのは、その頃にわたしは見に行っていたけれども、いろいろなタイムテーブルがわからないので、一度もやったことはなかったからだ。
コロナ禍になってからはますます縁がなかった。関取になったら番傘をお持ちになったりもするので、いつかそれを見たいと思っていたが、なかなか…

先週日曜日、秋場所の初日に行ってみると、条件つき(柵よりも手前で見る、おすもうさんに声をかけない、ファンサービスを要求しない、など)ではあるが、入り待ち、出待ちができる空間に少々いることができることがわかった。お昼の時間帯に少々行ってみた。土俵は三段目の中盤くらいだった。幕下に入る前には席に戻ろうと思っていた。

行ったそのときに関取を見かけ、早いなあと思った。関取(with付け人)と幕下力士と、帰って行く三段目以下の力士と、いろいろな単位でその通路を行き交う人々があった。

幕下の栃神山さんと時疾風さん。部屋は違うが同期で和気藹々と入場

そのあと小一時間待っただろうか。待てど暮らせど待っていた関取は来なかった(あ、天気はよかったので、傘は無しね)。ヘッダーしゃしんの栃丸関ご一行様は部屋で大銀杏を結って(だって部屋お近くだし)やってきた体。だいたいいいお時間になった。待てど暮らせど、の、暮らす、って、なんだろうなと思いつつ、席に戻り、何番か見たところでスマホを紐解くと、急な休場のお知らせがあった。そういう日だった。

幕内力士がぼちぼち入場してきていた(枝豆色の染め抜きな一山本関)

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