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kamiyama

神山まるごと高専を受験した中学3年生です。
結果として私は神山まるごと高専2期生になることはできなかったけれど、挑戦してよかったと心から思っています。

この記事では、受験での具体的な取り組みよりも、私の内側の変化について記録しています。

今までの私は自分に自信が持てなくて、自分が信頼できなくて。畦道に囲まれた小さな町の中で、まわりのみんなが言う正解を規範として生きていました。

神山を受験したいと大人に伝えることさえ、
私にとっては大変なことでした。

田舎の小さな町の中で、みんなと違う進路は、まわりの言う正解じゃない。

それでも、自分が信じた正解を生きたい。

そう強く思った瞬間から、哲学書に閉じ込めていた信念が自分の心から溢れていくようになりました。

本気でぶつかりました。自分自身、そして他者とも。

不思議と仲間が増えました。
ずっと1人きりで本を読んで考え込んでは誰にも言えなかった気持ちも、口に出してみると意外となんてことない。

友達と大人数で遊んで、綺麗な景色を見た日の帰り道、人と話すのが怖くなくなったことに気づく。

内側でぐるぐると同じ道をなぞっていた私の正解が、他者を介して外側に広がっていく感覚でした。

そのすべてが、神山の受験に向き合ったからこそ得られたものだと思います。
2次試験での、いまの自分をつくるのにすごく大切なピースとなった思い出もいくつかあるけれど、どこまで話して良いのか分からないので割愛します。

今は苦しさを感じていた畦道が愛おしいほどに、自分を信頼できています。自分の正解を愛しながら、他者との関わりを大切にできるようになりました。

私にとって、神山まるごと高専は自分自身に様々な可能性を見つけさせてくれたとても大切な存在です。

人生を仮固定的に生きていく。
それはふわふわしているのでなく、柔軟であること。
リゾーム。

話が逸れてしまった&かなり抽象的かもしれません。ごめんなさい。

参考にはならないお話しだったとおもいますがとにかく、神山の受験、すっごく楽しかったです。校歌すごく好きです歌ってます。
読んでくださってうれしいです。ありがとうございました。

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