再考: 自動化時代の手順書のあり方
こんにちは。
運用自動化、すすんでますか?
なかなかすすみませんよね。
運用自動化といっても色々あるとおもいます。
障害対応の自動化や作業の自動化など。
この記事では作業の自動化に焦点をあてたいと思います。
作業の自動化は手順書がコードに落とし込まれたものと考えてよいでしょう。コーディングしたことがある人ならわかるとおもいますが、コードって妥協を許さないですよね。すこしでもロジックや文法のエラーがあったら目も当てられません。つまるところ、省人化するどころか問題発生時の対応でより負担が増す可能性があるわけです。
一方で、手順書を用いて作業するときは人が介在するので人手は奪われますが、粗を人でカバーできるのでリスク抑えられる。ヒューマンエラーというものもありますがダブルチェックでかなりミスを減らすことができるでしょう。
上記から、手順書で作業をするのもコードに作業させるのもトレードオフがあることは納得いただけるとおもいます。
ところで、作業の自動化にあたって、いきなりコードは書かないと思います。普通は既存の手順書をコード化する。コード化されたものはレビューが難しいです。したがって、システムのリスクを犠牲にせずに省人化を達成するには手順書の質を保つことが不可欠なわけです。
やはり、手順書が今も昔も最重要といえるかもしれません。いかに良い手順書を書くか、考えていきたいと思います。
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