プロ野球第7世代

 先日19日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により3ヶ月遅れでプロ野球が開幕しました。どの試合も熱戦で一喜一憂し、いよいよ野球のある日常が帰ってきたなと感じました。まだ球場に行って応援するには時間が掛かりますが、ステイホームで野球を見れる幸せを噛みしめていきたいと思います。

 そんなプロ野球も創設86年、2リーグ制になって70年の歴史があります。これまで数々の名選手が球界を盛り上げて来ましたが、各時代にカテゴライズして名選手をまとめてみたいと思います。そこで現在お笑い界を席巻してるお笑い第7世代を参考にプロ野球界も第〇世代みたいに各世代の名選手を書いていきたいと思います。自分が野球を見始めたのは何世代に属するのか、そんな見方で楽しめるのではないかと思います。

プロ野球第7世代

 まずは現代をときめくプロ野球第7世代から。お笑い界の第7世代を参考にすると、霜降り明星がM-1グランプリを優勝した前後から発信されたワードであり、平成末期から令和時代にブレーク・活躍し始めた芸人の総称として使われている印象があるので、ここでは2018年から2020年にブレーク・レギュラーを獲得した選手でまず分類してみたいと思います。以後レギュラー獲得やブレークした年代で世代をカテゴライズしていきたいと思います。現役選手は現所属、OBは最終所属で記載しています。

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 まず第7世代を代表する選手と言えば令和の怪物・千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手でしょう。大船渡高校時代に計測した163キロの豪速球を投げる令和の怪物は現時点でプロとして登板はしてないものの、間違いなく球界を席巻することでしょう。実績で言えばオリックスの山本由伸投手だと思いますが、ここはあえて第7世代の投手部門は佐々木投手でいきたいと思います。捕手はなかなかレギュラーを獲得するまでに時間の掛かるポジションであり、若い選手がレギュラーに定着するのは難しいポジションでもあります。近年入団した広島の中村奨成選手や千葉ロッテの佐藤都志也選手など今後チームの正捕手を担うであろう選手は数多くいますが、現時点で第7世代に属する捕手は見当たりません。そこで2018年に捕手としてベストナインを獲得した埼玉西武の森友哉選手をここに選出したいと思います。森選手は2015年に規定打席に到達していますが、このシーズンは捕手としての出場は無く、捕手としてレギュラーを掴んだと言えるシーズンが2018年であると思うので、第7世代の捕手は森選手にします。一塁手は昨年新人王を獲得した東京ヤクルトの村上宗隆選手で異論は無いと思います。今シーズンからは三塁を守る村上選手ですが、ここでは一塁手として選出します。二塁手は昨年ブレークした北海道日本ハムの渡邉諒選手を選出します。昨年初の規定打席到達した渡邉選手は令和時代を代表する二塁手になると予感する、そんな活躍を見せてくれました。三塁手は巨人の岡本和真選手を選出します。2018年にレギュラーを獲得すると最年少での3割30HR100打点を達成した若きスラッガーを第7世代の三塁手として選出します。遊撃手は新人からマリーンズのショートストップを守る藤岡裕大選手を選出したいと思います。そして外野手、まず1人目はオリックスの吉田正尚選手を選出したいと思います。ルーキーイヤーからその片鱗を見せていましたが入団して2年間は怪我に苦しみ、3年目の2018年に規定打席に到達し3割を放ちました。今では日本を代表するスラッガーに成長した吉田選手をまずは選出します。2人目は昨年新人ながら盗塁王を獲得した阪神の近本光司選手を選出します。新人で盗塁王を獲得した阪神の先輩・赤星憲広選手のような活躍を近本選手にも期待しています。3人目は昨年外野手として規定打席に到達した広島の西川龍馬選手を選出します。打撃の天才と称された西川選手も外野に転向してその才能が開花しました。これからのカープを引っ張っていく選手になると思います。これで第7世代が出揃いました。

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プロ野球第6世代

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 ここからは大きな括りとして第6世代を決めたいと思います。第6世代はプロ野球に激震が走った再編問題により東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生した2005年から平成末期の2017年の間に設定します。この期間は多くのメジャーリーガーが誕生するなど非常に濃密な10数年だったような気がします。その中でも二刀流としてプロ野球界を席巻した北海道日本ハムの大谷翔平選手がこの世代の代表選手だと思います。その大谷翔平選手も含めて決めていきたいと思います。

 まず投手ですが、この時代の投手は世界に羽ばたく素晴らしい投手が多く誕生した時代であり、カブスのダルビッシュ有投手、ヤンキースの田中将大投手、ツインズの前田健太投手、巨人の菅野智之投手、福岡ソフトバンクの千賀滉大投手、オリックスの金子千尋投手と数を挙げればキリがありません。その中でも5年連続防御率1点台の驚異的な数字と圧倒的な存在感もあったカブスのダルビッシュ投手を第6世代のエースとして選出したいと思います。捕手はプロ野球選手会の会長を務め、東日本大震災の時には「見せましょう野球の底力を」のスピーチで東北を勇気づけ2013年には球団創設初の日本一に導いた今シーズンから東京ヤクルトに所属の嶋基宏捕手を選出したいと思います。一塁手は外国人の存在もあり中々日本人選手が定着しにくいポジションではありますが、2011年からコンスタントに成績を残し国際大会でも大活躍した北海道日本ハムの中田翔選手を選出したいと思います。二塁手は東京ヤクルトの山田哲人選手と広島の菊池涼介選手の一騎打ちとなりそうです。7年連続ゴールデングラブ賞に国際大会でも好守を連発した菊池選手も選びたいのですが、トリプルスリー3度という驚異的な成績を残した山田哲人選手を選出したいと思います。三塁手も激戦区ではありますが、本塁打王を6度獲得した埼玉西武の中村剛也選手を選出したいと思います。他にも満塁本塁打の日本記録を更新するなどスラッガーとして素晴らしい成績を残す中村選手を三塁手部門で選出します。遊撃手も名選手が多くいますが、成績が突出している巨人の坂本勇人を選出したいと思います。今シーズンは最年少2000本の達成が絶望的となりましたが、坂本選手は2000本と言わず3000本に挑戦して欲しいです。外野手3人を選出するのも難しいですが、まず1人目として東京ヤクルトの青木宣親選手を選出したいと思います。NPB史上唯一の2度の200安打に3度の首位打者、生涯打率1位など安打に関する様々な記録、そしてMLBに挑戦し複数球団に所属したジャーニーマンとして活躍した青木選手を選出します。2人目は右打者のシーズン最高打率を記録した福岡ソフトバンクの内川聖一選手を選出したいと思います。セ・パ両リーグでの首位打者に2000本安打も達成したバットマンを2人目の外野手として選出したいと思います。3人目は助っ人外国人から、2013年に王貞治氏の持つシーズン55HRの記録を更新し60HRを放った今季から福岡ソフトバンク所属のW.バレンティン選手を選出したいと思います。60HRの印象が強いバレンティン選手ですが2011年から3年連続本塁打王、9年在籍中8年30HRを記録するなど打撃部門で安定した成績を残したバレンティン選手を最後の外野手として選出したいと思います。こうして名前を挙げてみるとあの選手もこの選手もとなったり、先述で名前を挙げた大谷翔平選手も選出出来ないくらい名選手が多いのでこの年代から部門を追加します。まずは指名打者部門でエンゼルスの大谷翔平選手を選出したいと思います。そしてリリーフ部門で中継ぎに元中日の浅尾拓也投手、抑えに福岡ソフトバンクのD.サファテ投手の日本記録保持者を選出したいと思います。これで第6世代が出揃いました。

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プロ野球第5世代

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 続いて第5世代にいきます。第5世代はイチロー選手がブレークした1994年から大阪近鉄バファローズ最終年の2004年の間に設定します。この世代も多くのメジャーリーガーが多数輩出された世代であり、私にとっても野球を見始めた時の選手の世代であり今でも大好きなスーパースターが多く誕生した世代であると思います。

 まずは投手部門から、この世代も多くの大投手が誕生した世代で名前を挙げればキリがありません。現在も現役の埼玉西武の松坂大輔投手、ワールドシリーズ優勝投手の元巨人・上原浩治投手、日米200勝の元広島・黒田博樹投手の元メジャーリーガーがまず挙がり、他にも元ソフトバンクの斉藤和巳投手や元中日の岩瀬仁紀投手、巨人の岩隈久志投手など次々と名前が出てきます。その中でも横浜高校時代に春夏連覇、ライオンズ時代に日本一、レッドソックス時代にワールドチャンピオンのキャリア3冠という驚異的な実績を残し、今もなお現役の埼玉西武の松坂大輔投手を先発投手部門に選出したいと思います。そして中継ぎ部門では前人未踏の1002試合登板を果たした元中日の岩瀬仁紀投手を選出したいと思います。この記録を塗り替える投手は今世紀中に現れるのでしょうか、そんな次元の大記録だと思います。そして抑え部門はワールドシリーズ優勝投手の元巨人の上原浩治を選出したいと思います。こちらもワールドシリーズ優勝投手が次いつ現れるのか、というくらいすごい実績です。オリンピックやWBCにも選出され日本代表に貢献したこの3投手を第5世代の投手として選出します。捕手部門は打撃の捕手として元巨人の阿部慎之助選手、元阪神の城島健司選手、元阪神の矢野燿大選手の3選手の争いになるかと思われますが、ジャイアンツの正捕手として400HRを放った元巨人の阿部慎之助選手を選出したいと思います。一塁手部門は平成唯一の三冠王の元ソフトバンクの松中信彦選手を選出したいと思います。平成の30年で唯一の大記録は本当にすごいことだと思います。二塁手部門は日米でチャンピオンを経験し、現在は千葉ロッテの監督を務める元千葉ロッテの井口資仁選手を選出したいと思います。三塁手部門は当時のパ・リーグを盛り上げ共に2000本安打を達成した元中日の小笠原道大選手と元DeNAの中村紀洋選手の2択で迷っていますが、ファイターズとジャイアンツで日本一を経験し両リーグでMVPを獲得した元中日の小笠原道大選手を選出したいと思います。遊撃手は歴代最高のスイッチヒッターの呼び声高い元埼玉西武の松井稼頭央選手を選出したいと思います。スイッチ唯一のトリプルスリー達成者の松井選手がこの世代の最強遊撃手だと思います。外野手はメジャーリーガーの2人、元マリナーズのイチロー選手、元レイズの松井秀喜選手の両選手は欠かせません。実績は申し分ないですし、何よりイチロー選手はWBC決勝、松井選手はワールドシリーズのあの一打は全国民の記憶に残っているかと思われます。文句なしの選出です。3人目はフルイニング出場世界記録保持者の元阪神の金本知憲選手を選出したいと思います。1シーズンフル出場することすら困難な記録を10年以上も続けて出続けた金本選手の偉大さは選出に値すると思います。そして指名打者は助っ人外国人最多本塁打記録を持つ元オリックスのT.ローズ選手を選出したいと思います。これで第5世代が出揃いました。

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プロ野球第4世代

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 続いて第4世代に行きます。西武の黄金時代の幕開けとなる1981年から1993年の間を第4世代として設定します。

 この世代の最強投手はなんと言ってもトルネード投法でプロ野球界を席巻し、MLBに挑戦し新人王や2度のノーヒットノーランなど後のメジャー挑戦の環境を切り開いたパイオニアの元ロイヤルズ・野茂英雄投手を選出したいと思います。リリーフ部門としてこの時代を語るには元広島の津田恒実投手と元横浜の佐々木主浩投手の2人は欠かせません。甲乙付け難いですが、日米通算381セーブの佐々木投手を抑え部門、炎のストッパー津田投手を中継ぎ部門として選出したいと思います。捕手は文句なしで元ヤクルトの古田敦也選手を選出したいと思います。2000本安打や首位打者獲得の打撃に盗塁阻止率歴代トップの強肩でスワローズの黄金期を支えた球界の名捕手は時に選手会会長としてプロ野球再編問題を先頭に立って尽力したリーダーシップも含めて文句なしの選出です。一塁手は西武黄金時代の4番として活躍し、巨人に移籍してからも勝負強い打撃で2度の日本一に貢献した元オリックスの清原和博選手を選手したいと思います。二塁手は西武黄金時代を支えた元ヤクルトの辻発彦選手も選びたいのですが、ここは二塁打の日本記録保持者である元中日の立浪和義選手を選出したいと思います。通算487本の二塁打に2480安打と現役22年中日一筋だったミスタードラゴンズを二塁手部門として選びたいと思います。三塁手は文句なしで3度の三冠王を獲得した元日本ハムの落合博満選手を支えたしたいと思います。選手時代の実績は圧倒的ながら監督としても中日を4度の優勝1度の日本一に導き、指揮した8年間は全てAクラスとその手腕を発揮した落合選手を三塁手部門として選出します。遊撃手は西武黄金時代を支えた元ダイエーの石毛宏典選手、ブンブン丸の愛称の元ヤクルトの池山隆寛選手、犠打の世界記録保持者の元中日川相昌弘選手など好選手が多い中、元広島の野村謙二郎選手を選出したいと思います。俊足好打のリードオフマンとして1995年にはトリプルスリーを達成し、引退する2005年には2000本安打を達成した好打者であり、広島の監督としても後の三連覇の礎を築いた野村謙二郎選手を遊撃手部門に選出します。外野手の1人目は西武黄金時代を支え、ダイエー移籍後はチームリーダーとして引っ張り日本一に導いた元ダイエーの秋山幸二選手を選出したいと思います。後にソフトバンクの監督として3度の優勝2度の日本一に導いた秋山幸二選手をまずは選出します。2人目は孤高のサムライこと元広島の前田智徳選手を選出したいと思います。2度のアキレス腱断裂を経験しながら20年以上現役を続け、2000安打を達成した天才打者を2人目の外野手として選出します。そして3人目は元巨人のW.クロマティ選手を選出したいと思います。シュアな打撃と明るい性格で人気者だった助っ人外国人は1989年には規定到達時に4割打者になるなどハイアベレージを記録するなど記憶にも記録にも残った外野手として3人目はクロマティ選手を選出したいと思います。そして指名打者はロッテの落合選手と共に2年連続で三冠王を獲得し、1985年のタイガースの日本一に貢献した元阪神のR.バース選手を選出したいと思います。1986年に記録した.389は今でも破られないシーズン最高打率となっている助っ人を指名打者に選出します。これで第4世代が出揃いました。

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プロ野球第3世代

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 続いて第3世代にいきます。この辺になってくると自分は現役時代を知らない選手になってしまいますが、過去の実績から選出したいと思います。この世代は1968年から1980年に設定します。

 まず投手部門ですが、この時代背景を考慮して投手分業制の黎明期ということで先発/中継ぎ/抑えの区分けがしっかりとなされていない時代ですので、ここでは先発とリリーフの2部門で選出したいと思います。先発投手は通算200勝を超える名投手が沢山います。元阪急の山田久志投手、元西武の東尾修投手、元広島の北別府学投手、元ロッテの村田兆治投手など錚々たる名投手が居ますが、12年連続開幕投手を務めた阪急黄金時代のエースこと元阪急の山田久志投手を先発部門として選出したいと思います。リリーフでは江夏の21球で有名な元西武の江夏豊投手を選出したいと思います。阪神のエースだった江夏投手がトレードで南海に移籍し野村克也監督の革命を起こそうの一言でリリーフに転向にその後広島に移籍しあの21球が生まれた江夏投手にリリーフ部門を託します。捕手部門ではミスタータイガースの田淵幸一選手を選手したいと思います。法大のスラッガーとして活躍し、その後タイガースやライオンズでプレーし通算474HRを放ったホームランアーティストを選出します。一塁手は阪急黄金時代を支え通算2000安打を達成した加藤秀司選手を選出したいと思います。二塁手はこちらも通算2000安打を達成した元西武の山崎裕之選手を選出したいと思います。そして激戦区の三塁手、ミスターロッテの有藤道世選手や大洋の主砲・田代富雄選手など好選手が揃う中、最終的には元阪神の掛布雅之選手と元広島の衣笠祥雄選手の二択になりましたが、国民栄誉賞を受賞した元広島の衣笠祥雄選手を選出したいと思います。連続試合出場もさることながら2543安打504HRの記録も非常に輝かしいです。遊撃手部門は広島黄金期を支えた元阪神の高橋慶彦選手を選出したいと思います。元祖・最強スイッチヒッターをこの世代の遊撃手部門に選手します。そして外野手部門では世界の盗塁王こと元阪急の福本豊選手、ミスター赤ヘルこと元広島の山本浩二選手の2選手はまず確定でしょう。そして3人目にはミスタースワローズの若松勉選手を選手したいと思います。現役の青木選手を除けば日本人の生涯打率トップの若松選手を最後の外野手として選出します。そして指名打者には不惑の大砲こと元ダイエーの門田博光選手を選出したいと思います。これで第3世代が出揃いました。

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プロ野球第2世代

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続いて第2世代です。ようやくONが出てきました。この世代は1950年から1967年の間に設定します。

 まず投手ですが、分業制のない時代ですのでここからは先発投手1人でいきます。投手部門は鉄人の稲尾和久投手や鈴木啓示投手、村山実投手、米田哲也投手など錚々たる好投手が居ますが、ここは400勝投手の元巨人の金田正一投手を選出したいと思います。捕手ですがこちらも戦後初の三冠王にして3017試合出場の元西武の野村克也選手を選出したいと思います。選手としての実績もさることながら監督としてもプレーイングマネージャーやID野球などプロ野球界に革命を起こしてきたことでも有名です。そして一塁手はもう世界のホームラン王・元巨人の王貞治選手で間違いありません。通算868本塁打は不滅の大記録として打ち立てられ、今後破られる見通しすらない偉大な記録です。二塁手部門は元中日よ高木守道選手を選出したいと思います。守備の名手としてバックトスは高木選手の専売特許でもありました。そして三塁手はミスタープロ野球、元巨人の長嶋茂雄選手を選出します。こちらも言うことありません。ミスターはプロ野球界の希望そのものです。そして遊撃手は牛若丸の呼び名を持つ元阪神の吉田義男選手を選出したいと思います。外野手3人ですが、まずはプロ野球史上唯一の3000安打の元ロッテ張本勲選手を選出したいと思います。日米通算のイチロー選手を除けば張本選手のみ3000安打、首位打者7回、生涯打率3位とヒットマンの記録を軒並み持ってる張本選手をここで選出します。2人目はミサイル打線の中心打者で元広島の山内一弘選手、3人目は初めて両リーグで首位打者を獲得した元ロッテの江藤慎一選手を選出したいと思います。そして指名打者には最年少での2000安打を達成した元西鉄の榎本喜八選手を選出したいと思います。これで第2世代が出揃いました。

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プロ野球第1世代

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 いよいよ最後となる第1世代。この時代はプロ野球創成期となる1934年から1949年の間を設定します。

 まず投手ですが、こちらは沢村賞の生みの親でありベーブ・ルースやルー・ゲーリック相手に豪速球を投げ込んだ元巨人の沢村栄治投手で異論は無いと思います。続いて捕手は元阪急の土井垣武選手を選出したいと思います。一塁手は野球の神様、元巨人の川上哲治選手を選出したいと思います。ボールが止まって見えるの逸話は令和の今も語り継がれてる伝説です。二塁手は元巨人の千葉茂選手、三塁手は元阪神の藤村富美男選手を選出したいと思います。藤村選手は初代ミスタータイガースとしても有名です。遊撃手はランニング本塁打の日本記録を持つ元近鉄の木塚忠助選手を選出したいと思います。外野手の3人ですが、赤バットの川上哲治選手に対抗した青バットの持ち主・元西鉄の大下弘選手、巨人の主砲として活躍した元阪急の青田昇選手、プロ野球史上初の三冠王を達成した元大洋の中島治康選手を選出したいと思います。指名打者には未だ破られないシーズン打点161の日本記録を持つ元広島の小鶴誠選手を選出したいと思います。これでプロ野球創成期の第1世代が出揃いました。

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こうして見てみるとどの世代も最強のオーダーが完成しましたね。ここに入ってない名選手はまだまだ沢山いますが、こういった観点からプロ野球を見てみるのも面白いのかなと思います。完全に私の主観が大いに入った今回の企画でしたが、気楽に見て頂けると幸いです。また何か思いついたら書きます。


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