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ホリエモン式飲食店経営メモ

まんがでわかる ホリエモン式飲食店経営
〜「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」外伝〜
監修  堀江貴文
原作  三戸政和
漫画  NICOMICHIRO
出版  講談社

私は飲食店はやらないと決めている。あまりにも競合が多いから。しかし、知人の経営相談に乗ったことは何回かある。FL比率は基本だと思うが、場所の制限をこえたビジネスを構築する発想など共感できる点は多い。以下、ダイジェスト。

・FL比率を下げる(売り上げに対して、人件費と原材料費の割合を55%未満に抑えるのが業界セオリー)
・プロダクトアウトの発想で店舗設計するのではなく、マーケットインの発想でSNSを使ってファン作りと共に店舗をつくる
・在庫を減らす
・セミナーなどを開催してコミュニティを形成する(パレートの法則で売り上げの8割は2割の常連)
・空きリソースを活用して宅配サービスなどを検討する
・コンテンツをつくってSNSなどで発信する
・商品数を絞ってアップセルを行う(コーヒー屋が1品だけカレーを出すとか)
など

設備投資と原価償却などを漫画で説明しているので、理解していない層をターゲットにしているが、回収計画や資金調達などは触れていなかったので、そのあたりも説明があるといいなと感じた。

相談に来る方々を見ていると、やはりプロダクトアウトの発想で、空き物件を探しているという思考が多い。しかし、実際は店を作ってからどう上記のような発想で経営していくかを計画に落として事業融資を受けるところから始めなくてはならない。(勿論、自己資金が潤沢な人には不要だが)

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