鼻の下テカテカだった話
飛び交う花粉、よく分からない空気中を舞う物質(pm2.5とか)
により私の肌、取り分け鼻の下が荒れている。
まるで荒野のようだ。
これ一回脱皮すると治るのだが、それまでが辛い。
とりあえず化粧水も染みるので、鼻の下に医者からもらった軟骨を塗りたくった。
そしてそのまま家を出た。
マスクをせずに。
おいおい、なんでー!(セルフ突っ込み)
今なら思う。少しでも肌を守るためと、見た目の問題でマスクをすれば良かったと、、、
しかし、マスクをすることで余計に肌荒れそうな気もするし、誰も私のことなんて見てないから、という理由でマスクをしなかった。
そうして私は、テカテカ鼻の下で電車に乗り込んだのだ。
自意識過剰かもしれないが、想像以上に行き交う人と目が合う気がする。
、、、いや、気にしすぎだ。
誰も私のようなモブキャラなど見ていない。
そうだ、自分を強く持て!!!
そう思って、何気なく電車で前に座っている人達を見て、窓を見た。
二度見した。
電車の窓には、鼻の下を照り輝している1人の婦人が写っていた。
紛う事なき、私の姿だ。
、、、結構目を引くね。
そっと次の駅でマスクを買った。
私は、ようやく羞恥心を取り戻した気がした。
…ごめん、これでこの話終わり笑
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