dfer vol.75@東高円寺二万電圧【4/26】


dfer vol.75フライヤー by 尾崎ずっく氏
久々にdferの文字が二万電圧に
こんなタイムテーブルでやりました

dewey deltaをトップに据えたのは、我ながら正解だったように思う。理由は、今のdferの色、方向性を示すにいちばん説得力を持つ存在だからだ。
初見でも嵌まる要素はかなりある。全員が黒衣裳を身に纏いながらも、そのアプローチは3者3様なのだ。ヴィジュアル系テクノ+テクノポップ+テクノ·ニューウェーブ。

dewey delta

あまりにも魅力的である。
ZOYOさんは実はライブを見てお誘いしたのではなく、とある縁から。
だが、たとえSNS とはいえ、そこにはZOYOさんのリアルがあった。

ZOYO

ふと泯比沙子さんを思い出したのだが、それは偶然なのだろう。彼女のライブパフォーマンスは、現実と妄想と発狂を自由に行き来している印象で、それが彼女が言う「インターネット」なのではないか?

GARUDA

GARUDAとはめろん畑a go-go を牽引する崎村ゆふぃのソロプロジェクトだ。
そこには余計な忖度のない、彼女のオリジンと希望がぎゅうぎゅうに詰まっている。
なにげにぼくは彼女のボーカルが好きである。
バンドをバックに歌うときもある。
あれだけの煽りができるボーカルって今、他にはいないんじゃないだろうか?
アイドルの概念より、ロックの概念に嵌まる。
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さて、後半はいよいよ曖ノ音、天井裏のザムザ。
曖ノ音のセッティング中に、ぼくは蜉蝣の「過去形真実」を流した。1ステージに全てをぶつけるスタンスには惚れる。
簡単にヴィジュアル系と言うが、ぼく思うに情念をステージで燃やしてこそのヴィジュアル系ではないだろうか? ご機嫌とったり、何かの模倣だけではお客の心は動かないように思う。
それは天井裏のザムザにも通ずる。
つまりは、媚びていない。

天井裏のザムザ

故に獲得しうるオリジナリティ。
曖ノ音と天井裏のザムザが続けざまにステージから放ったのは、光であった。
両者とも、何かや誰かになりたいのではなく、
おのれでありたいのだ。
進化の途上にありながら、光を見せてくれた曖ノ音、天井裏のザムザ。
ぼくは光に近づきたい。

さて、このところずっとDj をおねがいしているクロキさんにも、この場を借りてお礼を伝えたい。
もはや、彼女はヴィジュアル系Dj の枠をとっくに超えてもいる。
その中で彼女がかけるヴィジュアル系は、やはり情念に溢れている。Dark & Melodias
いつも歌詞の世界の住人は葛藤しながらもけして媚びない。故に惹かれるのだ。
最近の彼女のDj は、ヴィジュアル系以外の曲さえヴィジュアル系に聴こえてしまうくらい濃い。
ありがとうございます。


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