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生きるんだよ

巻八: 死なねェよ 第63- 71話を読みました。

ルフィvs首領(ドン)・クリークの回、サンジの夜明け、ナミへのバトン。

そして、【モンキーDルフィの名言まとめ :「たかが 槍とか 針のマントくらいで おれの墓場って 決めるな…!! ここは おれの 死に場所じゃ ねェ!!!」。】以下、まとめサイトに載っているもの以外で、良いなぁと思ったセリフ集。

『絶対 死ぬなよ ギン…!!』 『あんな奴に なんか 殺されるな!!!』 『意地で生きろ!! わかったな!!? あいつは おれが ブッ飛ばしてやるから』 『死なねェよ』 『撃ちたきゃ 好きなだけ 撃ってみろ!!!』 『おれは 諦めが 悪いんだ』

戦いの覚悟。人生の覚悟。負けない覚悟。生き抜く覚悟。守る覚悟。いろんな覚悟がある。崖っぷちに立つ、回数を重ねるしかないのかな…?

『ここは はたして おれの 墓場か… お前の墓場か…』  『お前のだよ!!!』 『強がってねーよっ』 『死ぬか!』 『当ててみろーっ』 

自分の墓場は自分で決める。決めてみたいねぇ。

『ウキャーッ』

戦いの最中でもユーモア、大事。「サル!」と言われて、根に持ってる。なんか、緊張の中にほっこりするシーン。

『……もう ちょっとだと 思うんだよ なーーー…』 『うわっ!! 生きてた!!』 『手足が 出せれば こっちの モンだ!!!』

突破口が見える時。一筋の光が見えるまでは、ひたすらしんどい。でも、頂上に辿り着いても、気が緩んで、9合目から10合目が意外に遠かったり、下りで怪我しそうになったり。いろいろしんどいことが続くこともあるんだけど、突破口・光・頂上が見えたなら、ひたすら突っ走る!

『帽子っ!!!』 『そういや おれ今日で 雑用終わりだなァ!!』 『おっさんと 約束したもん なァ!!』 『ところで お前…』 『わかった 諦める』

宝、約束、人の気持ち。大事なものは大事に。

『サンジを 一緒に 連れてく…? いやだ』 『不服じゃねぇよ おれだって あいつに一緒に 来て欲しいけどさ あいつは ここでコックを 続けたいって 言ってるんだ おっさん達に 言われても おれは 連れてけねェよ』

周りがどれだけ願っても、何を言っても、本人の意志が大事。引きずってでも、連れて行くことに価値や意味は、その人にも本人にも、実はない。

『よし! なんか わかんねェ けど わかった!! 行こう!!』 『いいさ!!! やったーーーーっ!!!』 『うん もっと 肉をくれ』 『知らねェ』 『? いいのか? …あいさつ』『行くぞ!!! 出航!!!』

たとえ断られても、仲間になってくれることを信じて待ってる。それが、仲間なのかな。旅は道連れ。爽やかな旅立ち。男は多くを語らないってやつ?

感想

想いは語られて、自分を離れて、誰かに伝わる。作品と同じく、世の目に触れなければ、無きものとなる。そこに意味があるんだろうと思う。ゼフやギンのメッセージもかなり響きました。忘れないように載せておこ。

『たまに いるんだ 標的を 決めたら 死ぬまで戦う ことをやめねェ バカが… ああいうのを 敵に回すと 厄介な モンだぜ… この勝負 勝つにせよ 負けるにせよ おれは ああいう奴が好きだがね…』

『全身に 何百の武器を 仕込んでも 腹にくくった ”一本の槍”にゃ 敵わねェ こともある 生きるか死ぬかの 海賊の戦場じゃあ 一瞬でも 死に臆した奴は モロくくずれる ためらいは ない 生きるための 装備か…  死を恐れぬ “信念”か… くだらねェ 理由で… その槍を噛み 殺してるバカを おれは 知ってるがね……』

『よく考えて みたら おれのやりてェことは それしかねェんだ いつの間にか 首領・クリークの野望は おれの野望に なってた らしい…』

『時間がねェから 覚悟が決まるってのも 間抜けな話だが いい薬だよ 今度は おれの意志で やってみようと思う …好きなように そしたら もう 逃げ場は ねェだろう? 何が忠義だ! おれは今まで 名を”盾”に 逃げてただけだ 覚悟 決めりゃあ 敵が恐ェだの てめェが傷つかねぇ 方法だの くだらねェこと 考えなくて済むことを その人に教えて 貰ったよ…!!』

少し前の自分に重なる部分がある。親の呪文を握り続けている方が楽かもしれないけど、とっくに親の手を離れたんだから、もうそろそろ自分の身体を解放しても良いんじゃない?望んだ通り自由になったんだから。そんなことを言われているような気がする。

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