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【終了報告:第3回デザイン×経営学勉強会】

12月7日(土)に開催しましたデザイン×経営学勉強会が無事に終了いたしました。ゲスト、講師、スタッフ、参加者を問わず、この会にご参加くださった皆さんに、改めて御礼申し上げます。簡単にではありますが、終了報告をさせていただきます。

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トークセッション1
「デザインとビジネスの交点」

廣田尚子さん×下總良則

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ご自身のキャリアのお話を踏まえ、モノだけを設計して終えるデザインではなく、その前後の工程を知らなくてはいけないのではないかとの想いを持っていた廣田さん。バックのブランドを自ら作り、当時まだ未開であったデザインとビジネスの分野で活動することで、「この分野を進むことで何が起きるのかを知りたかった」とお話くださいました。現在は牧場の経営改善のお手伝いなどにも関わる中で、「原点は一緒で、見えがかりのところでなく、ビジネスの軸を直しながら、見えがかりまで一貫してデザインしている」というご自身のスタンスを伺いました。
そこから、ご自身が関わっておられるGマークや東京ビジネスデザインアワードの傾向や実例もご紹介いただきつつ、正解のない時代に、費用対効果でなく、費用対価値を提案することの意義と大切さについてお話いただきました。
会場から出た「ビジネスデザインに取り組む中で、人間らしさ、感性にどう向き合っていますか?仕事で感性と言われるけれど、感性って何だろうと思う。」との質問に、「デザインの立脚点そのものが人を中心に置いていて、その中に豊かさや楽しさがある。」という、このビジネスデザインの分野で活躍なさるデザイナーならではの考えを伺うことができました。
またこの話は、どこか遠い存在の様に感じられるけれど、実は身近なところにも存在するSDGsの話にも似ている、とのお話から、街の工務店がコミュニティの為に取り組んでいる、自分たちでもできる身近なSDGsの活動をご紹介いただきました。

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トークセッション2

「ニューヨークのアートディレクターがいま、
日本のデザイン経営で伝えたいこと」
小山田育さん×下總良則

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日本にいた頃のキャリアから、渡米しデザインを学び、現在に至るまでをお話くださった小山田育さん。ご自身の制作実例をもとに、HI(NY)流のブランディングについてお話いただきました。「ニューヨークの美術大学(SVA)では、デザインは問題解決のツールである、と明確に定義している」とのお話から、「言われたことだけをこなすのではない、問題は何なのか、誰にどんなメッセージを届ける必要があるのか、といった根本的なことから、じゃあ撮影した方がいいけれど、フォトグラファーはこの人がいいよね、といった全ての問題を俯瞰しながら最終アウトプットとしてビジュアルで落とし込む」とお話されていました。また、「ビジュアルリテラシーの能力が高いことが、海外でのデザイナーの強み」とお話いただき、日本ではデザインの定義が非常に狭く、見えがかりの部分だけを指すことが殆どなので、対価は当然低くなるのだと思う、とのお話をいただきました。
また、会場から「クライアントを選ぶ基準はありますか?」との質問に、「好きな人」という直球の回答と、そのブランド構築におけるDecision maker(最終決定権者)がチームに入っていて一緒に進められる体制であるかどうか、という回答をいただきました。クライアントとプロセスを進めるうえで求められる共感や、相手へのリスペクト、自分たちの限りあるリソース、そして、経営者のパッション。これらと併せて、ブランディングは経営戦略なので、Decision makerがチームに入っていなければブランディングはうまくできないという点をお話いただき、アメリカと日本のデザインにおける違いの狭間で多くの実績を積んでこられたHI(NY)の育さんならではのトークセッションとなりました。


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テーブル別勉強会

この他、テーブル別勉強会に関しても、その道のスペシャリストである講師の方々が、参加者に語りかけられる距離で内容を紐解き伝え、経営学のヒト・モノ・カネのそれぞれの観点を体験することができる学びの場となっていました。中には、用意していたスライドよりも、参加者のリアルな言葉に向き合い、参加者へ学びを返して下さった講師の姿もありました。テーブル講師を快く引き受けて下さった、大川千秋さん、大倉正幸さん、二河等さん、高木涼子さん、そして、小山田育さんに、心から感謝いたします。

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マインドフルネスとセルフマネジメント:大川千秋さん

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お金のリテラシーを味方に付けるコツ:大倉正幸さん

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アイデア発想、思考整理ツール「マインドマップ」:二河等さん

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女性にとってのキャリアデザイン:高木涼子さん

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身近に感じて考えるブランディング:小山田育さん

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そして最後に、スタッフとして陰で支えて下さった方々と、当日は残念ながら参加できなかったけれど、自分の周りの方々へこの会の開催を伝えて下さったリピーターの方々が多くいました。本当にどうもありがとう!

以上となりますが、終了報告とさせていただきます。もしこの勉強会にご興味をお持ちの方がいらしたら、ぜひ気軽にお声がけいただけたら幸いです。


来年の12月の第一土曜日も、開催しましょう!(きっと、笑)
みなさま、どうもありがとうございました!


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最後に、勉強会の風景より

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https://www.dezaken.or.jp/ https://www.facebook.com/dezaken.or.jp/ デザイナーの経験値に経営学の領域を組み合わせて「経営のデザイン」を研究し、デザインの可能性を、経営の世界で広めていきたいと考えています。
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