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セクゾChapter Ⅱセトリ考察してみた。

※セトリネタバレ踏みたくない方は注意です。ネタバレOKの方のみ、読み進めてください。


今回のツアー、通称"チャプ魂"。自分は諸事情でそもそもツアー申し込みできず、神レポ師様たちのツイートを楽しく拝見していました。ケンティーナはやく円盤で確認したい……

しかし、一部ツイートでセトリの評判がよくない…?と不穏な空気を察知。えっ風磨くんが極限合宿〜たった2日間でセトリは作れるのか?〜を敢行して、中島さんからの電話にも出ず、ホテル缶詰文豪スタイルで作った魂のセトリが不評だって…?

……いやいやまてまて、勝利くんも認める天才演出家の風磨くんが作ったセトリだよ?それにアルバムが「Chapter Ⅱ」というタイトルに決まって「演出しやすいなと思った」って風磨くん言ってたし、、きっと何か、なにか意図があるはず…考察厨の血が騒ぐぞ……

ということで、ツイートで拝見したレポやセトリ入りした楽曲の歌詞を手がかりに、今回のセトリを自分なりに考察してみました。
あくまで自分はこう捉えたら面白いな、最高だな、という目線で見てしまっていますので、こじつけっぽいところも一部ありますが、そこはご愛嬌ということで…

※以下、セトリの内容にがっつり触れます。ネタバレ回避したい方は引き返すラストチャンスです!

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1.BUMP 
ツアーの顔になる1曲目、まさかのBUMP兄さん!…ちょっと整理させて()

でも、試聴段階からかなり人気あるし(当社調べ)、菊池さんが1曲目から飛ばしていくと予告していたこともあり、これは想定内。
歌詞も「Show me what you want 脱ぎ捨てて」だったり、中島さんもmgで「スクラップ・アンド・ビルド」「これまでのイメージをぶっ壊して、殻を破る曲」と語ってたりして、おそらく"第1章のイメージからの脱却"を図るために、白羽の矢が立ったのでしょう。

2. Freak your body
これもまさかの2曲目!
確かに盛り上がりとしては最高な流れだけど、同じ系統ならBON BON TONIGHTでもよかったはず。

仮にFybと盆茶の2択だったとして、なぜFybに軍配が上がったかというと、
①Fyb「連れていく頂上」は曲解すると「ファンを国立まで連れていくよ」とも読める
②盆茶「灰になるまで」が「念願のドームで燃え尽きた感じにしたくない」という思いと一致しない
ということだったのかな。

3.極東DANCE
これは"音楽のある夜の東京の街"というアルバムのイメージにも一致するし、納得の選曲。
さらに極東DANCEの2番の歌詞「雪は富士是非に及ばずひとに知られでくるよしもがな」…この解釈について、以前から素晴らしい考察をしている方がいらっしゃるので、ぜひ読んでみてください(URL引用失礼します)

おこめ『まだ知られていない極東DANCEの謎【前編】』
https://ameblo.jp/r2t2comi/entry-12584854078.html

おこめさんによれば、2番のこの部分は
「富士山には雪がつもり、頂上にいくのは困難だ(SexyZoneが日本一になることは困難な道だ)しかし、逆境を乗り越えよう!誰にも知られずに、日本一の称号を引き寄せることができたらいいのになぁ」
という意味で(自分はこの読み方めちゃくちゃ好きです)、Fyb「連れていく頂上」からの流れも綺麗。だからこのチョイスはありだと思います。

4.NOT FOUND
言わずと知れたSexyZoneの決意表明。極東を上述のように解すなら、これまた綺麗な流れ。

5.Take A New Step
ノッファが「笑えないんだよこんな所じゃ」と上を目指す曲なのに対して、この曲は「上昇気流僕ら運んでく」「見に行こう希望しかない新天地さ」と一緒に上のほうへ、新しい世界へ連れていってくれる気がする……こんなこと言われちゃうと、どこまでもセクシーたちについて行きたくなっちゃいますね(照れ)
こんな順番にしたのも、きっと確信犯的救世主なんでしょ?(言いたいだけ)

6.Make You Mine
もしかしてこの曲は、7曲目のスナック演出が先にあって、そのバーターで選ばれたのかも…そう思うとEXTACY LUV、レディダイ、休休とかも候補になりそう(個人の意見です)

仮に上に挙げた曲が候補だったとして、MYMが選ばれたのは、
・MYM「You’re sexy lady」がファムファタールのイメージで、演出に合いそう
・レディダイはセクシーガールたちのイメージもあり、場末のスナックに合わない
・「休みの日くらい休ませて」だと、2〜5曲目で積み上げてきた、(休まず)ひたむきに夢追うアイドル像と若干ズレる
・EXTACY LUV「今宵逃げ込むように」「刺激的なEscape」は少し内向きすぎる

う〜ん決定打に欠けるなぁ…あとはアルバムの曲順にすることで、アルバムの力を借りたのかもしれない。

7.せめて夢の中でだけは君を抱きしめて眠りたい
mgで「ライブでもカラオケっぽく歌いたい」と言ってた曲。ここは菊池先生のこだわりなんだろうな、たぶん。

ところで、「せめて夢の中でだけは君を抱きしめて眠りたい」って、前提として"別れ"があって「=もう現実では君を抱きしめることはできない」ということじゃないですか??
永遠の別れ……あ………

8.雨に唄えば
……この流れで「たった1人だけいる僕のヒーロー」「今でもさ僕のこと見て笑ってくれてるかな」は泣ける。このセトリを組んでるのが風磨くんというのも思い出してさらに泣ける。さときく20-Tw/Nty-……

9.My world
雨に唄えばからのMy worldという順番はアルバムの曲順通りではあるけど、実は歌詞も「僕は無敵」と「I am the king」で合ってるし、だからアルバムもこの順番にしたのかな…なんて思っていたりします。さときくはいいぞ。

10.Trust Me, Trust You.
「勝ちは全て価値へと化した」と高らかに叫んだ後に、でも「勝ち負けは解釈次第さ」となるのが、風磨くんらしい冷静さというか。

そして「暗闇の向こう側にI see the 未来」で感じる朝日の予感……さあ「約束の場所へWe go」しましょう…!

11.再会の合図
「友よ仲間よいつかきっとどこかで会おう」!「語らおう重なろうだからそう今はそれぞれの道で戦おう」!!

聡ちゃんも言ってたように、マリちゃんのことを重ねて聞くと、たぶん次の曲につながりそう。

12.ぎゅっと
それぞれの道へ進んでいったマリちゃんに「普通に就職してだれかと結婚して普通に帰って普通に眠る」ような、おだやかな幸せが訪れてほしいね…そんな優しさあふれるセトリ。

「ここまでやってきたんでしょ 大丈夫」と背中を押しつつ、でも「いまもずっと泣いて今日もずっと泣いて」と、隠しきれない寂しさがにじむのが、5人旅を思い出しちゃうよ……

13.長電話
「泣いたら笑われると思って我慢してきたけど」は、5人旅の最後の最後でようやく、寂しいって言ってもいいんだ、と気づいたセクシーたちと重なる。。

マリちゃん、たまには4人のお兄ちゃんたちに電話してあげてね……としんみりしたいのに、実際はドイツから長距離遠征して確定ファンサもらってるの笑うwww

14.泡
「こぼれ落ちた過去も涙も溶けていくの」と、まるで12〜13曲目での涙が溶けていくように、少し雰囲気が変わった14曲目。

この曲は解釈に悩む…恋人同士の逢瀬の喩えなのか、人魚姫みたいな片想いを表してるのか……これだ!という解釈を思いついた方、ぜひ連絡ください。

15.Cream 
泡に引き続き「甘く溶けて溢れるほど」と、流体のイメージ。泡からのCreamの流れは意外と好評なんですね(当社調べ)演出がいいのかな?

16.Turblence
Cream「君と僕だけの旅へ」の"旅"つながりで「バックパッカーの少年が飛行機に乗って、人生という大きなものに飲まれて、もがいて足掻いて生きていく姿を歌った曲」でうまくソロ曲と繋げたな、という印象。

…えっ聡ちゃん甘々なCream歌った後に「Watch me dance now…」で聡様無双してるの??ギャップが恐ろしいんですが……

17.ROSSO 
アルバムの曲順からかな。正直TurbulenceからのROSSOの流れは、ギャップがすごい…ということしかよくわからない。なんでアルバムこの曲順だったんだろう…誰か教えて。

そしてメンカラ"青"の中島さんが"赤"を歌った次が……

18.Purple Rain
ということなんですね!この手口は鮮やか!100マリウス差し上げたい!

「ミュージックビデオは“音楽のある夜の街に繰り出すSexy Zone”をイメージ」なので、ここから"街"にあふれるパーティーソングでラストスパート!張り切って参りましょう〜!(青鬼)

19.LET'S MUSIC
「聴く人誰もが自然と体が動いてしまうパーティーファンク」というコンセプト。

歌詞の「"明日"のことなんて忘れさせて」と「Take your hand, One more time, "ひとりじゃないよ"」の部分も選出ポイントになりそう。

20.ROCK THA TOWN
選出理由→"TOWN"だから(個人の見解です)

リリース時の紹介文によれば「とにかく思うままに楽しんでいこう!というシンプルなメッセージが込められたパーティーソング」であり「新たな世界に飛び込んでいこう!という新しい環境に対して背中を押す」曲…つまり"ひとりじゃないよ"ってことかな。

21. High!! High!! People
選出理由→「"街"に溢れてるノイズだって巻き込んで」 (個人の見解です)
あと「"明日"を作ってくから」「僕らは"ひとりじゃない"」というのもキーワードっぽい。

C&Rで最後盛り上がっていこう!!!

22.Sad World
挨拶明け、本編ラストはしっとり終わるのは定番の流れですね。

ハイピーの「寂しい夜は早送りして時間を進めたいね でも忘れないで僕らがそばにいる」からの「夜は長いけど朝日を見るため走るWith u」はメッセージ性が一貫していて、すっと沁みる。

ここから先まだまだ多くの困難が待っているかもしれない。けどいつか大きな夢を叶えるまで、朝日を見るまで、走り続けるSexyZoneに、これからもずっとついていきたいな…そう思わせてくれる選曲です。

A1.Naturally 
アンコールの2曲は、会場に来てくれたセクラバたちを、日常にそっと送り出してくれる曲だなぁと感じます。

「You’re just Naturally naturally perfect」そのままのあなたで完璧だよ、とセクシーたちに背中を押してもらえるだけで、また今日も頑張れる気がする。

A2.Stolen heart
「頭の中Happyなメロディー奏でてるAll day」いつだってSZの音楽はセクラバと共にある。

だから「今日もどこかで巡り会える」し「I can’t stop this feeling let me be the one with you」いつも一緒だよ…ということだと思いました。


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以上です!

はじめてnote使って長文書いたので、自分の文章力のなさに涙が出そうでしたが、なんとか書き切りました。。読んでいる方もここまで辛抱強く付き合ってくださって、ありがとうございまり…うっす!

こうしてみると、菊池先生が文豪スタイルで作った今回のセトリには一貫した物語があって、これを読み解くことが"SexyZoneという本の第二章"を楽しむ鍵になるんじゃないかな、と感じます。

自分はまだ当分先までライブ申し込めそうにないし、この人観てないくせにめっちゃ語ってる…と思われるかもしれませんが、今回のセトリ、解釈はもちろん人それぞれだけど、実はこういう解釈の仕方・楽しみ方もあるよ、というのが伝わってくれたら嬉しいです。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!セクシーサンキュー!

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