ダブルソーダを復活させておくれよ
突然だが皆さんは
「ダブルソーダ」という
伝説の氷菓をご存知だろうか？
知らないという人は人生の2割を得している。
あとタイトルがいろはすのCMで採用されたサンボマスターの曲名みたいになってしまい申し訳ない。
↑例のいろはすのサンボマスターの例のやつの例だ↑
断じて入力ミスではない。
私の意思で「得」と表現した。
ダブルソーダを知らないのは決して損ではない。
理由はシンプルだ。
今はダブルソーダを知らないほうが悲しみに暮れなくて済むからである。
そう、ダブルソーダはもう生産終了しているのだ。
カタギの人間であれば
生産終了なんて日常茶飯的に聞く言葉だろう。
学校の転校や職場の人事異動はおろか
フリスクのパチモンと呼ばれたピンキーに三菱のパジェロ、グミのパリコレだってその1つ。
「グミの」って枕詞がないと色々ややこしくなる
人間というのは出会いと別れを繰り返す。
そして燃えるゴミの出し忘れもよく繰り返す。
だがもう二度と会えないことを理解した瞬間というのは、もう二度と会えないことを理解した瞬間のみでしか味わえない悲しみや寂しさがある。
その頂点に君臨している(2024年3月現在)のが
過去に森永乳業から販売されていた
ダブルソーダ という世界平和を実現するための
マスターピースなのだ。
ダブルソーダが今もなお販売を継続されていたならば
僅かばかりの可能性に賭けることにはなるが
ロシアのウクライナ侵攻、
イスラエルとパレスチナの戦争、
コロナウイルスの蔓延、
いま尚盛んに行われている人身売買、
貧困と空腹に喘ぐ各国の子供達...etc
これらが無かった可能性も充分にある。
最後に至ってはダブルソーダの存在が国際連合児童基金。つまりで言うところのユニセフくらい効果があると私は確信している。もちろんシラフで。だ。
酔っ払ってこんな重い話題を出せるほど私の自律神経は整ってなんかいない。
少し大規模な表現はしてしまったが
それほどまでに私はダブルソーダが大好きだ。
販売終了した今も心のどこかで思っている。
また復活してくれないかな...と。
まだ経験したことはないが
この感情は1番愛する人に先立たれた悲しみに等しいのではないか。当時19歳のポンコツだった私ですらそう思ったくらいだ。
そして現在
販売中止から7年が経とうとしている。
当時19歳のポンコツだった私も今では25歳のポンコツだ。
きっとダブルソーダが復活しないからポンコツのままなのだろう(違う)
考えてもみてほしい。
ソーダ味といえば相場は青色一択なはずなのに
沖縄の海くらいエメラルドグリーン。
よく見たら繊維質になっている氷と
中毒になる甘みと酸味のバランス。
2人でシェアする形だけど友達がいないやつ(主に私)
は寂しさの代償としてシェアする人間の2倍食べられるというお得感
これは25年生きてきた私の中で
ダブルソーダしかない。
こういう事しか書かないから友達がいないのだ。分かっている。
そのため今はダブルソーダの代わりに
雪見だいふくを2パック食べてしまう日もある。
2個ではない。2パックだ。
これも全部森永乳業とロッテの責任だ。
断じて私の欲求不満などではない。これを世間では責任転嫁と言うのか。まったく煩わしいものだ。
だが現実はこんなに上手く割れない。騙されるな。
加えて比較的安価で販売されていたのも
私が支持している要因の一つだ。
私が幼い頃は60円くらいだったはず。
更に調べるともっと前は30円だったらしい。
ダブルソーダが30円とかもう実質タダだろ。
シングルソーダにしたら15円じゃねぇか。
そのため中学〜高校生の頃の私は
何かに取り憑かれたようにダブルソーダとアイスボックスという低体温症になりそうなコンビを食べまくっていた。真夏だろうが真冬だろうが桜が散り始める頃にも食べていた。
食べるのに慣れすぎて割らずに食べてしまいスラッシュアックスみたな形になる事も多々あった。
私も道を踏み外さなければ今ごろ森永乳業に就職していたかもしれない。
母方の祖母曰く、私が生まれて歯が生え始めた辺りから氷ばっかりボリボリ食べていたらしい。1度病気を疑われた。今となっては祖母の目は狂っていなかったのかもしれない。
私がポケモンに生まれていたなら絶対に
「こおり／くさタイプ」だったはずだ。
確かに今の体型もほぼユキノオーだもんな。
こんなのが目の前に来たら土下座しかできない
ちなみに昔からポケモンの相棒は
ボーマンダとメタグロスという超重量級。
ユキノオーはおろかカビゴンですら今はボックス内でお留守番してもらっている。
いつか使ってやるからな。待ってろよヒトデマン。
いやどこからヒトデマン出てきたんだよ
という声がうっすら聞こえるがスルーさせていただく。この雑なボケが私の持ち味なのだ。こういう事しか書かないから友達がいない。分かっている(2回目)
2つに分けれるならパピコとかでもええやん
という意見もあるがそれは本当の愛ではない。
そういう奴らはハンバーグとステーキの違いすらきっと分からないで生きてるのだろう。せいぜいキャベツの事をレタスと言いながら生きてくれ(笑)
この記事が何とか森永乳業の関係者に届いて
「そっか...そんなにダブルソーダを所望している輩がいるのか...」となってくれればいいが世の中と私の作るガトーショコラはそんなに甘くない。
しかし、いつか必ず復活すると信じている。
これは遺言にしてまで伝え続けていく予定だ。
私が仮に明日この世を去ったとしてもこの記事を見た誰かが引き継いでくれると信じ私からの挨拶とさせていただきます。
すみませんノリで厳かな会合の締め言葉みたいになってしまいました。本当にすみませんダブルソーダが食べたいって話でここまで長くなるとは思いませんでした。
そのうち自分で再現してみようかな。
敬具
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