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選手が自分で考えるということ

Hola Chavales!!!!!

昨日のツイートで

『ダブルボランチ』だと

スペース』を作り出す作業が

必要になると言いました。

今回は詳しく解説したいと思います。


形は重要ではない

まずこれから解説していく中で

前提として

『アンカー+インテリオール』がよくて

『ダブルボランチ』がダメと言いたいわけではないということ。

大事なことは何回も言ってるけど

『どうやってスペースを作るのか』

『誰がそのスペースを使うのか』

これだけ。

フォーメーションやポジションなどの

形には意味がないと。


スペースの違い

【アンカー+インテリオール】

アンカーの両脇には『スペース』が存在しています。

【ダブルボランチ】

アンカーの両脇にあった『スペース』

最初から埋められてしまいます。


頻繁に起きた不具合

大学生の試合でも

高校生の試合でも頻繁に起きた不具合があります。

それは『ボランチの選手が前を向けない』

詳しく解説します。

CBからボールを受けようとしても

SBからボールを受けようとしても

前を向くことが難しいんですよね。

なぜかというと『スペース』に居るから。

『スペース』って一瞬でなくなってしまうんです。

だからこそ『スペースに現れる』必要があるんです。


やっぱり起きてしまった

昨日の動画で見て分かるように

高校生の試合の方では

『ボランチ選手が前を向けない』

現象が起きてしまいました。

ハーフタイムにボランチの選手捕まえて

『どうやってスペースを作るのか』

1つアイディアを提案しました。

『CBとSBの間で受けてみたら? そしたら体の向きも前向けるよね』


『仮に自分にマーク付いてきたらスペースが作れるよね。縦パスに対して3人目でボールを受けても前向きでプレーできるよね』


自分で考えるということ

自分がハーフタイム修正したことに対して

後半にボランチの選手が見つけた答えが↓

『CBの間に落ちて3枚でビルドアップしながら自分のいたスペースを空ける SBに入った瞬間に自分の空けたスペースを使って前向きでボールを受ける』

これがまさに『自分で考える』ということです。


指導者が

『自分たちで考えなさい』

って言ったら終わりなんですよ。


指導者は

『サッカーの見方 考え方』を教えられないといけない。


この場合自分が教えたことは

『スペース=時間』

『どうやってスペースを作るのか』

『誰がそのスペースを使うのか』


それを伝えた上で

『あとはピッチ上で自分で観て判断しなさい』と。

これが指導者のあるべき姿なのではないかなと思います。

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