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"ライバル" ~吉村祐哉という男~

Hola Chavales!!!!

質問箱にこんな質問が届いてました。

『ライバルはいますか?』

います。

”吉村祐哉”

彼が自分のライバルです。

彼の名前を聞いたことある人はいるかもしれない。

柴崎岳が所属していた

CD Tenerifeのセカンドチームで契約している選手です。

Numberでも特集されたりしてるので見てみてください。

余談なんですけど

彼は実際に柴崎をTwitterでディスって軽く炎上してるので

興味がある人は調べてみてください。笑


彼との出会い

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彼との出会いは中学生時代。

一緒のクラブチームに所属してました。

お互いに最初はDとかCチームだったので

一緒にプレーする機会もたくさんありました。

ある日の練習試合の開始前に監督に二人同時に呼ばれ

『お前たちは上手いけど強くない』

って言われたのをよく覚えています。

二人とも当時は小柄でフィジカル的に優れてるわけでもなく

同じ左利きで攻撃的なポジションでプレーしてたり

何かとセットみたいな扱いをされることも

たくさんありました。

彼はとにかく上手かった。

自分たちの代はクラブユースで関東優勝したりして

自分が高校サッカー部に入る時も

一目置かれるようなチームで

必ず周りから聞かれたのが

『誰が一番上手かった?』

自分は全員に彼の名前を言ってました。

彼は公式戦にほとんど出ていなかったけど

自分にとって一番の選手だったのを覚えてます。



日本にいる間に

クラブチームの卒団式を終えて

次に彼に会ったのが

約4年半後

スペインのマドリードでした。

その時彼は

”ラージョ・バジェカーノ”

というスペイントップクラスのチームで契約し

スペインの世代別代表だけでなく

各国の世代別代表とプレーしていました。

『サッカーは明日何が起こるかわからない』

これは彼がいつも言っている言葉。

たった4年半で

日本の街クラブのレギュラーでもない奴が

スペインのトップレベルまで登りつめた。

そして今はTenerifeのセカンドチームにいる。

これは自分にとって物凄い刺激。

良きライバルなんです。

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トップレベルの競争力

二人でスペインサッカーについて語っている中で

世界トップレベルの体験はすごいなと。

彼がラージョにいた時の監督は

今ウエスカで岡崎の監督でもある

”Michel (ミチェル)"

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彼曰く

『1本のパスミスで3試合出れなくなる』

って言ってました。

その監督から

『お前らには危機感がない。なんで同い年のレアルマドリードの奴らがあんなに強いかわかるか?毎週のように世界各国のエリートたちがレアルのトライアウトを受けに来る。奴らは常にいつ自分の首が飛ぶかわからない状態の中で練習している。だから奴らは強いんだ』

そう言われたそうです。

1本のパスミスすら許されないような

そんな環境で

試合に出て活躍しないと自分の首が飛ぶ世界で

戦うってそれは勝利に飢えた選手しか生まれないな

と思いました。


実際こういう話って面白くないですか?

もっと聞きたいですよね?

だから彼に言っときました。

『Twitterやれ』って。笑

『とりあえず柴崎の件でいろいろな人に不快な思いをさせて柴崎のおかげでテネリフェに行けたんだろって言われてるんだから、せめてテネリフェで得た経験をみんなシェアしろ』

っていうの言っときました。笑

なんで彼がTwitterを始めるらしいので

是非こういう話がもっと聞きたい方は

フォローしてあげてください。

友達だからというのではなく

一人のサッカーファンとしてお勧めします。

っていうよりも自分がもっと聞きたいだけっていうのもある。笑




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