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毎日楽しくないと生きてる意味がないんですかのお話

 ハレとケがあるんですよぬーーってお話ですよぬ。

このところ、久しぶりにアニメを見まくっている。エッジランナーを見た事でスイッチが入った感じがあった。邪神ちゃんドロップキックを3期全部見た辺りで満足した。ぺこらかわええなー。

人生で二回、このままでは完全にオタクになるのでは?という瞬間があった。小学生の頃に学研の付録で漫画家セットが付いてきた時に、らんまの絵を描いてペン入れした時と、20代半ばでなぜか「いぬかみっ!」にドハマりしてしまい、DVDやら何やら全て揃えだした時だ。よくアキバに遊びに行ってたし(PC自作派でもある)、なんというか、環境も整ってしまったいた。結局、虚しさを覚える事の方が多い気がしたので、ポイントオブノーリターンを超える事はなかった。が、なんだかんだでその後ふぃぎゅ@をプレイしたりしてたけどな!

日常系のアニメも好きなのだが、やはりな、こう、な、こういうオタク的な行為で心を慰めると、脳を意図的に痺れさせる行為を続けねばならないような気がしたのだな。ドツボにはまったキャラとかは、あーかわええなーってなるけど、抱き枕買うかって言われたら、そういう風にはなれなかった。否定している訳でも、したいわけでもなく、アタシはそこまで踏み込むことにビビったのだ。ここから帰れなくなってはいけない、と。

しかし、シラフで生きるには、この世は厳しい。頭おかしくさせてストレスの存在を意識の外に追いやる事は、仕事やバイトしていた頃には必要な事だった。キモヲタと人から言われるくらい、好きなアニメなんかに沈溺していたら、妄想の日々でも、毎日楽しかったかもしれない。が、毎日楽しかったら楽しいのが常態化してしまって「楽しい」と感じる閾値が上がってしまうかもしれない。だから、メリハリというか、もうやってらんねー!という時には頭がおかしくなるまでハジけてしまう方がいいのかな、とか思ったりもする。

 テーマ画像は、ラスベガスでハンマー&サイクルというイベントに参加した時に、主催の一人の背中を撮影したものだ。年に一度だったか、街中の自転車好きというかお祭り好き達が、公道をジャックしてバーからバーへと走って回る。仮装、スピーカー搭載、老若男女みなござれだった。アチコチでライブ会場が設置されて、地元バンドがかわるがわる演奏していたり、出店が出ていたり。自転車を通すために、ヘルズエンジェルズの皆さんが交差点にバイクを並べて車を止めてくれていた。バーに着いたらビールを飲んで、みんなが一息ついたら「次のバーへ行くぞぉぉぉ!」って言ってまた爆走再開。めっちゃ楽しかった。このイベントは、楽しいからっていうだけで、みんなが協力してやってるらしく、別に公的補助があったりする観光イベントじゃなかった。みんな、頭おかしいくらい楽しい瞬間が欲しくて、いわば悪ノリしているだけってカンジのイベントだった。英語わかんなかったけど。


夜のベガスはクソ明るい

クソみてーな日常も現実だし、非現実みたいに楽しい時間も、現実だった。
そういう瞬間があったという事実を記憶していられるだけで、なにか支えが得られたような気持ちになれるので、毎日がしあわせーみたいなフワフワした事を求めようという気持ちは、あまりないのだ。

今は亡きアシパン、ファンコットにみんなゾッコンだったあの頃、浴びるようにテキーラを飲んで、上裸で朝まで踊り狂った夜とか、渋谷で痛飲して全裸で道玄坂を駆け抜けた夜とか、恵比寿で痛飲して全裸でバーのエントランスで逆立ちした夜とか、伊東で全裸に伊勢エビを股間に括り付けて伊勢チン宮って言ってめっちゃ怒られた夜とか、全てが、日常とか明日の事なんてどうでもいいって思えた最高の瞬間だった。コイツ逮捕されればよかったのに。

しかし、そのすべてを超える瞬間は、Andrew w. kのライブで体験した。
初来日の赤坂BLITZ、異常な熱気だった。3曲、たった3曲で観客がほぼ死んだ。爆上がりしすぎたのだ。最前近くにいたけど、フェンスで潰れた女の子や酸欠で倒れた人がどしどし運ばれてた。3曲でだ。あんなライブは後にも先にも見た事なかった。デカいモッシュピットとかダイブとか、そういうヤバさじゃなくて、みんなが何かキマッてんじゃないかっていうくらい全力でアンドリューに向かっていくような、なんか変な空気だった。そんで4曲目にParty Hardの演奏が始まった時、みんな息を吹き返して、そっからはもうメチャクチャだった。曲の数とか間違ってるかもしれない。アタシも酸欠だったし。

When it’s time to party we will party hard
ヤるときゃめっちゃくちゃにヤるぞ

You, you work all night (all night!)
And when you work you just feel all right
And when, when things stop feeling all right (all right!)
And everything is all right
おい、夜通し働いて
そんな働いてる自分に安心してんだろ?
そんでもし不安になったとしても
なんてことはないんだよ

‘Cause we will never listen to your rules (No!)
We will never do as others do (No!)
Know what we want and we get it from you
Do what we like and we like what we do
だってテメーのルールなんてしらねーし
他人とおなじ事なんてしねーし
やりたい事は分かってるしテメーからもぎ取ってやるし
好きな事をやってやる、それが好きな事なんだ

So let’s get a party going (Let’s get a party going!)
Now it’s time to party and we’ll party hard (party hard!)
Let’s get a party going (Let’s get a party going!)
When it’s time to party we will always party hard
Party hard!
パーティを続けるんだ!
パーティの時間だ!ブチアゲていくぞ!

You, you fight that fight (that fight)
And when you’re fighting you feel all right (party hard!)
But when, when things stop feeling all right (all right!)
And everything is all right
お前は戦って
そんな時は気分がいいんだろ
でもうまくいかなくなっても
なんてことはないんだ

‘Cause we will never listen to your rules (No!)
We will never do as others do (No!)
We know what we want and we get it from you
We do what we like and we like what we do
だってテメーのルールなんてしらねーし
他人とおなじ事なんてしねーし
やりたい事は分かってるしテメーからもぎ取ってやるし
好きな事をやってやる、それが好きな事なんだ

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どうやったって、迷惑かかる人には迷惑がかかるものなので、心の中や頭の片隅で「ゴミンニ!(^ω^)」って思いながら、好きな事は好きなように好きなだけ好きな時にやるしかないって思う。ただ、自分にかかってる枷をしっかり外して、自分に楽しまない言い訳をさせないようにしないと、自分に欺瞞を食らわせてるだけになってしまうので、ナチュラルハイになれないなら酒でもタマでも何でも食って、魂に刻むように楽しまないとなーって。

ヤるときゃヤらなきゃ、いつヤるのよってね。ヤッた時がヤる時で!「ヤる」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!
「ヤッた」なら使ってもいいッ!

シラフがきつかったのでオクスリ3日分まとめて飲んでやったぞ!ヒゲ美、完!

なんの話だったっけ。ウフフ。

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