STORIES あなたのストーリーを聞かせて　002.

昨日、『脳活セミナー』なるものに行ってきた。

面白かったよ。

講師は関西で整体院を営むおじさまだけど予約いっぱいの繁盛店。かつて健康食品系のネットワークでめちゃ売上上げたことあり。

どう見てもアクセクしてない。遊んでそう。裏山Cの徳川Y。

さて、『成功本を読んでも成功しないわけ』から話しが始まった。

まず、大概の人は一回しか読まない。そして、日本語で書かれているものはスッと読めるので『わかった気になる』。これが毒で、結局行動に移らない。よって成功しない。

スポーツと一緒で、反復練習しないと身につかないし、変われない。

脳みその構造が関わってくる。

新しい脳と古い脳がある。新しい脳は高等生物が持ち始めたやつで考えることを主に司っているのに対し、古い脳は魚、爬虫類、哺乳類と進化していく中で変わらない命に関わるベーシックな脳。

古い脳が命を司っているので、こちらがめちゃ強い。新しい脳は向上心とか遊び心とか司るものの、ニュースペックなもんでエネルギー消費半端ない。裏を返せばすぐヘタれる。

古い脳はガチガチの保守主義者。恒常性大好き。変化大嫌い。変化が怖い。

スポーツでいうと、かつて試合で負けた経験をした選手は、次の大事な試合でも負けがデフォになっちゃって、勝ちを目の前にすると、『あ、危ない！危うく勝っちゃうとこやわー！負けとかなあかん！』っていう命令を古い脳が出すらしい。すると筋肉が萎縮して見事負けちゃう。古い脳は満足。

他の人間も同じ脳みその構造を持っている。

あなたが痩せようという決心をして痩せます！と宣言したとする。

周りの人たちの古い脳が警告を発する。あ、やばい、あの子変わろうとしてんでー！やめさせな！

友人B子は、あ、A子ちゃん、よく決心したなー、頑張ってねーといいつつ、ところでこの間めちゃ美味しいスイーツの店みつけたのよー、今から行こうよ、とか言い出す。彼氏C男は、おー痩せたらもっと綺麗になるよねー、と言いつつ、ところでこれから飲みに行こうぜって誘う(ほんとはむちゃぽちゃ好きかも)。

仕事を変えようとすると邪魔が入ったり、今までやってたやつが急にいそがしくなったりするのも同じ心理作用らしい。

さてさて・・

じゃあ変化をもたらすようにするにはどうしたらええのん？

(答え)古い脳を洗脳することです。

繰り返し繰り返し言い聞かせる。ノートに書いたり口に出して唱えたりを毎日する。

(私は体重45kgですとか、現在形で書く。〜になりたいはペケ。なれてない状況(つまり、なりたい状況)しか生まれない。

もう一つ。期限を書かない。今すぐ、が大事。
いついつまでに〜て書くと、その期間は猶予期間になっちゃう。実現しないので、最後には挫折する。)

私が好んできくには珍しくスピリチュアル要素がなかったんですけど、腹落ちしました。納得。

古い脳への言い聞かせ、実践してみるよ。めちゃ変化あったら、ああ、あのせいだなと思ってくんなまし。