フォローしませんか?
シェア
(文1500字 写真60枚) 夏が来れば思い出すこの言葉。しかしこうも暑い毎日が続くと、心中の雑念を打ち払うことは叶わず、眩い夏色輝く風景の何処かに、この境地へ誘うような涼し気な静寂がないものかと、ついつい山水の地を彷徨ってしまう。 この有名な故事成語の語源は、詩人杜荀鶴の漢詩「安禅は必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」(安らかに座禅を組むために、必ずしも山水の地へ出かける必要ない。心中の雑念を打ち払えば火の中であっても涼しく感じる)。 この言葉を有