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さあ描くぞ

nullのお絵描きタイムはかなり遅い。
夜の12時を過ぎた頃に行われる。

必ず、絵を描く前にはトイレを済ませておく。
そうしないと、恐怖で失禁してしまうからである。

画用紙は、2,3回に1回ビリビリに破いてしまうので、最近は適当なA4用紙を使っている。

筆も、ほぼ毎回折ってしまうので、最近は一番安い鉛筆を使用している。

紙を用意し、鉛筆を持ち、さあ描くぞ、と意気込んでから、気がおかしくなり始める。

熱が出る。
膝が笑う。
手が震える。
息が荒くなる。
脳が割れそうになる。
目の焦点が合わなくなる。

そうだよおれはえをかくんだえをかきたいだけなんだえをかけないとかちがないからいじめられるからしにたくなるからおれはえをかくんだというかかけるんだむかしかいてんだからむかしのことなんてかんけいないんだからおれはえをかくんだかかけるんだかかなきゃいけないんだがんばれがんばれできるできるぜったいできるがんばれもっとやれるからやれるきもちのもんだいだがんばれがんばれそこであきらめちゃだめだぜったいにあきらめないこわくないこわくないもんぜんぶあいつがわるいんだからあいつがむりやりてくびをつかむからおれはおじけずいてるだけなんだだからだいじょうぶだからさあはやくてようごけゆっくりとうごかせばだいじょうぶ

しかし自己暗示虚しく、Kの幻影が手首を掴む。

その時の自分はこんな感じ。
下の動画の0:17〜0:22くらいの声で発狂。
その後鉛筆破壊して終了。

(ここから下の行為は毎日している訳ではないです)

そうして一通り練習(?)が終わった後、憧れの絵師の垢を見て、
「ああ、どんなに頑張っても彼らの足元にも、いや、1本の線も描けないんだな」
と思うと、涙が止まらなくなり、

引き出しにしまってあったクレモナropeを『そういう形』に整形して、自分のneckにかけるのです。(通報避けのせいで文章がおかしな事に…)

そして、両手で引っ張ります。

「ううううううううううううううううううううううゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔ!!!!!!」

しかし、天井から吊るしている訳ではないので、あくまでも気絶するだけ。そのまま朝までずっと気を失ってる事の方が多いです。

こうして、また性懲りも無く次の日の夜には絵の練習に取り組むのです。

敵「描くのやめたら?」
俺「確かに、やめたら解決しそうだな。だが断る」

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