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【ポケモンSV】GTSの通貨とは



はじめに

皆さん、GTSはご利用でしょうか?
この記事ではGTSの通貨と言う概念について説明します

GTSとは

現在ポケモンホームで提供されているポケモン交換サービスのことです、世界中の人とポケモンを交換することが出来ます。

詳しい仕組み

GTSのシステムとしてポケモンを預けて交換条件を設けることが出来ます。
設定出来る条件としては 欲しいポケモン、性別、レベル、姿、連れていけるタイトル、言語の6つが挙げられます。

GTSで設定出来ない項目

色違いの有無、ボールの種類等は交換条件として設定出来ません、これが通貨と言う概念が出来る原因となっています。

通貨って何?

前述したように貴重なボール入りや色違いは交換条件として設定出来ないため、GTSでそれらの個体を確実に入手したい場合は交換に出されているものと交換する必要があります。
ここでなんとなく勘付いた方もいるかもしれませんが、貴重なボール入りや色違いの交換条件が特定のポケモンならとても楽ではないでしょうか?
と言うことで現在2023年9月のGTSではダクマとガチグマがよく交換条件に挙げられており、これら2匹がいれば大体の一般ポケモンは入手出来るため通貨と呼ばれています。

気になった人は他のポケモンでも検索してみて

ダクマやガチグマは入手するのに手間がかかるポケモンであると同時に対戦でも活躍が期待出来るポケモンです。現時点(2023/9/15)でダクマは剣盾でのみ入手可能かつSwitchのアカウント1つにつき1匹、ガチグマに至ってはレジェンズかポケモンGO等の外伝作品のみ入手可能なためレアなポケモンです。
これらの2匹はやろうと思えば量産が可能ですが、労力に見合っていないため価値が担保されています。
現実の宝石と同じ仕組みで、需要があって量産が難しいため価値が保たれているのが興味深いですね。

交換条件が統一されることによるメリット、デメリット

メリット

このようにある程度需要があるポケモンが統一されるとGTSでの交換が楽になります 
具体的には希少なボールに入った個体の交換条件をダクマに設定して募集→ダクマと交換、今度はその入手したダクマをダクマが交換条件に設定されている希少なボール入り個体と交換が可能で、ダクマが互換性の高い通貨として機能しています。

物々交換の間に価値が担保出来るものをクッションとして置いている訳で、現実の通貨と似た仕組みですね。

デメリット

現実でもそうですが、通貨は信用によって成り立っています。つまり需要が高まりすぎて改造産やコピー産の個体を作る者が現れ、それが出回ると通貨としての価値が落ちます、偽札をイメージすると分かりやすいと思います。
GTSで通貨としての信用が落ちるとどうなるのか、と言う話になりますが、筆者は交換条件の言語設定が挙げられるのではないか、と考えています。よく言われているのが「海外言語産のポケモンは改造が多いため言語が日本(JPN)のポケモンが良い」とされる言説で、これによって同じポケモンでも日本言語産ではない個体は通貨として使いにくくなると言う現象が起こっています。
何を根拠にして日本言語産に改造等が少ないとしているのかは不明ですが、事実としてGTSで日本言語産に絞った交換募集を筆者は沢山確認しています。
余談ですが、ラブトロスはSVのホーム解禁頃から通貨としての需要が高まっていたものの入手難易度が高すぎたこと、改造産が出回りすぎたことから、通貨としての価値が下がったためかあまり交換条件として見なくなりましたね。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございます、更に余談ですが先日遊べるようになったSVのDLC、碧の仮面で事前告知も無しで白バスラオとイダイトウがSVで直接入手出来るようになりました。ヒスイポケモンはこのような前例があるため、もしガチグマを通貨として運用している人がいたら早めに他のポケモンに切り替えた方が良いかもしれませんね。


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