見つめ直す

体調の変化があったとき、どんな風にとらえるのか。
今まで流してきたこの命題に、向き合わざるを得ない状況になって、振り返りながら考えてみようと思う。

この度、生まれてはじめて花粉症と思われる症状が出て、想定以上に長引くので戸惑ってしまった。
長年、このくらいの時期のニュースで、「今日は花粉が多いですよ」と知らされても、自分とは無縁だと思って、すっかり油断してしまっていた。

元々鼻炎があって、アレルギー用の点鼻薬は常備していて、大抵の場合それで症状はおさまって問題なく生活できていた。

しかし、今回は点鼻薬で一向におさまる気配がなく、仕事中で鼻がかめないものだから、ずるずると後鼻漏につながって、喉に炎症が起こったり、咳が止まらなくなったりと散々だった。

落ち着いてきたとはいえ、コロナのことがまだ心配されるご時世。咳をすると心配をかけるので、顔を赤くして我慢して我慢して、それだけで疲れてしまって仕事どころではなかったような気がする。

熱とか倦怠感はなかったけれど、症状があったので念のため耳鼻科に行って、花粉症とかアレルギーの類とのことで、アレルギーの薬をもらって帰ってやっと一安心。

花粉症という季節柄の事項ではあるけれど、やっぱり自分の気持ちとか、状態が反映されているなと感じた。

ダンスでスケジュールを詰めつめにして、少し疲れているのに寒い中ダンス練習へ外に出かけたり、県外のイベントに行ったあとに夜行バスで山陰に戻ってきて結婚式に参列したり。
今冷静に考えると、やりたいことをやる!精神で、結果的に色々うまく運んで充実した時間になったとはいえ、無茶ばかりしていた。

仕事に飽き飽きして嫌々やっていたり、大学院への進学のことで悩んだり、両親との関係で悩んだりしていた時期でもあった。

これらの事柄が複雑に作用して、心と身体が悲鳴を上げて、目に見える症状に出てきたような気がする。

昨日、ようやく薬も効いたし、仕事から早く帰るようにして活動も控えめにしていたので、症状が落ち着いて、このように振り返ることができる状態になった。

そんな今思うことは、急がず焦らず、不安の先取りをせずに、自分の好きなことややりたいことを意識して選択することを大事にするということ。

元気で、何も心配することがないにこしたことはないけれど、体調を崩した時にそれをただマイナスにとらえるのか、それとも次に繋がるようにするのかでは、全く違う自分になると思った。

#花粉症 #休息の取り方

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