来年の手帳:楽しくカスタムしました

迂回路です。
いい暮らしの実現(爵位購入)のために、ゆるミニマリストを目指しています。
来年の手帳はもうお決まりでしょうか?

今回は、「いい暮らし」に関連するであろう手帳について記事にしたく。
お付き合いいただければ幸いです。

はじめに

本記事は、迂回路の手帳に関する備忘録です。
手帳術やノウハウの類とは性格が異なりますが、楽しんでもらえたら嬉しいです。

来年の手帳

これが来年の手帳です。

適当に撮影したら単なるノートの写真になってしまった

こちらに、三方をジッパーで閉じることのできるブックカバーをかけて、手帳として使用します。中に付箋やメモ、多色ボールペン+シャープペン、消しゴム、カラーマーカーを入れ、手帳に関連する道具をひとまとめにできますので、今のところ気に入っています。

ブックカバー

元々は本の頁が折れるのを防ぐために購入したものでしたが、手帳用に転用しました。カバーがあることにより、本体より一回り大きくなってしまうのが難点となることもありますが、手帳に関連するものがバラけないのが良いです。

消しゴム

この平たくて細長い消しゴムと出会ったとき、これなら消しゴムのためのスペースを確保しなくてよいのだ! と喜んですぐさまお会計をしたことが今でも思い出せます。

手帳の構成

こんな構成です。
ゆるミニマリストに向かって進んでいくことを日常的に考えて、記録に残していきやすいものにしてみました。

  • 月間ページ(12か月分・見開き)

 大まかな予定の把握や、月別目標、振り返り、読み終えた本のメモなどを書き入れることを想定しています。二十四節気と、月の満ち欠け、縁起のいい日をステッカーで示しました。
 見ていて楽しいように、と2022年以降私の定番となったカービィちゃんのシールで更にデコを加える予定です(紙面がうるさくなる問題はありますが、可愛いのでよしとします)。

  • 自分に課すルールや目指したい生活に関するメモVISIONs(今年取り組みたいこととその記録・10項目)

 私は目標や気を付けることがある方が日々の暮らしに張り合いが出る一方で、目標について意識から抜け落ちることが多い人間です。また、一つの目標にまとまった期間を必要とすることも少なくありません。
 頭の中に留め置くだけでは意識することは難しく、目標も達成できないことが多いので、常に見返せる外付けHDD的なものとして、このページを設けました。今年(2023年)もほぼ同じものを設けていますが、ことあるごとに見返すので、進捗確認がしやすいだけでなく、意識づけることにも効果的な気がしています。

  • すぐやる人になるチャレンジ

 残念ながら、私には先送り癖があります。いつか直したいと思ってきましたが、暮らしを整えるのと同時に矯正していくつもりで来年の手帳にそのスペースを設けました。
 具体的にどうするかは考え中です。

  • フリースペース(週間ページや考え事の記録)

 手帳のほぼ8割を占めるフリースペースです。週間予定表+特に時間の使い方を意識したい日の時程表 の見開きページを、毎週無骨に作成しては週単位での目標や、ToDo、お弁当のスケジュールを記入しています。基本形は来年も同じになると思います。
 週間予定のほか、ふと思いついたことや考え事を書き留められるようにしています。今年は「部屋に置きたい観葉植物」「健康管理のためのガントチャート」「モノの処分スケジュール」「節約記録」など、本当に雑多なメモを残しています。

  • 探書リスト

 週に1冊以上の本を読むようにしています。今年は、読んだ本で挙げられている関連書籍や読書リストを参考に、次読みたい本を書きこむスタイルで使用しています。
 参照のしやすさと、手帳全体の使用しやすさを加味し、末尾に設けました。これでいくら増えても大丈夫……なはず。

  • 手帳のカスタム記録

 使用したノートや文具各種の品番、ページ構成を次の年の参考として残しています。特に構成は毎年変更しているので、現物を見るだけでなく、目次のように参照できるとより便利かな、と考えています。

  • 今年やってみたいこと100

 ~に行ってみる、~してみる といった一般的なリストです。実現可能性が高く、かつ、楽しい気分でいられるものを記入する予定です。

  • メールアドレス等のメモ

 一般的な手帳の末尾にあるあのページです。スマホを参照できない場面でも困らないように、念のために用意しています。


これまでの手帳

白紙のノートに月間ステッカーを貼り、後は自由に書きこんで使う現在のスタイルは、今年(2023年)で3年目になります。
使いこなせず挫折したり、逆に見込み以上に使えてしまい不便さを感じたり、といった大きな問題なく一年無事に、きちんと使い切れそうなのは今年が初めてです。

市販の手帳を使っていた時期も含めた手帳遍歴をつらつらと。
自分にあった手帳が分かっていなかったのがよく現れています。

〜2019年

定番の手帳やほぼ日手帳、ジブン手帳といったメジャーなものを試しては合わない、使いこなせない を繰り返していました。
唯一、下に挙げるようなツインバーチカル(単にツインとも)のものは3年ほど継続して使えましたが、取り扱い店舗が少なかったり、仕様が好みでないものにしかお目にかかれなかったりで疎遠になりました。

ツインバーチカルは、スキマ時間を活かしたい方や、タイムマネジメント力を身に着けたい方、一日に予定が沢山ある方にはおすすめです。とにかく時間の見通しを立てる力が養われます。

2020年

白紙の方眼ノートを使いつつ、自分好みのツインバーチカルの自作を試みました。
方眼ノートは自由に使えますが、この年は月間のページを用意していなかったので、月の大まかな予定を把握することに難がありました。(この年はめぼしい用事もなかったので大きな問題には繋がりませんでしたが)

自作を試みたことについては……コロナ故に自宅にいる時間が増えて暇だったのでしょうね。
ページ構成の検討や個人でも利用できる印刷所の情報集め、色々考えて一部は印刷データも作った記憶があります。
結局のところは上下で分割できる印刷所を見つけらなかっただけでなく、手帳を作ること自体にハードルを感じて諦めました。

2021年

カバーを外した本体です。下2冊は継ぎ足しのノート。

この年から、白紙の方眼ノートに月間シールを貼るようになり、現在のスタイルに近づいていきます。
文庫サイズのMDノートを使用し、当時の構成は、
・月間のページ 見開き12ヶ月分
・一年で取り組みたいこと 見開きで10個分
・フリースペース 残りのページ全て
・末尾に個人情報や会員登録したサイトのIDパスワードなど
・別冊 手帳の便利ページ

でした。

ツインバーチカルにこだわらなかった理由は2つあり、1つは一日に多くの用事を詰め込むことが減ったため、もう1つは広いメモスペースを使いたかったためです。(どちらも、ツインバーチカルの特性とは合いませんね)
使いこなせるであろう構成を考えただけあって、気に入っていましたが、文庫サイズは私には小さかったようで、下四半期は別冊のMDノートを継ぎ足して使っていました。
年の終わりには、思考を小さなスペースに納めきれないことにモヤっとすることがあったのを覚えています。

2022年

結局、記入できたのは半分くらい……

前年(2021年)に不便と感じた「サイズが小さい」「継ぎ足して利用した」の2点を踏まえ、一段階大きいサイズとしてA5のMDノートを土台に、昨年と同じ構成で作成・使用しました。
MDノートをご利用されたことがある方はご存知かと思いますが、書き心地を追求した厚い紙で作られています。

と、いうことは、大変重たいのです。
この年は、別冊を除いた本体のみにカバーをかけていましたが、総重量がほぼ1㎏(手帳です)あり、持ち運ぶには不適なものとなってしまいました。
持ち出さなくなったために参照する頻度が著しく落ち、手帳としてはほぼ機能しませんでした……。
また、この年はやりたいことの頁を設けませんでしたが、これも、参照しないことに拍車をかけた理由だったかもしれません。

外出先でスケッチすることがあるなど、手帳に絵も描かれる方には向いているかな? とも考えましたが、あいにく私は手帳には絵を描かないので、手帳迷子の時代と同じくらい使いこなせなかったなあ……。

2023年(今年)

写真は省略します。

前年(2022年)の「重すぎて持ち運べない」反省点を踏まえ、インクが裏抜けしにくく、かつ薄い紙のノートを探しました。併せて、滲みにくく書きやすいボールペンを探して、書くことに無用な不安がないようにしました。
結果として、自分が納得できるものを見つけられ、本体+カバー+筆記具一式で、前年の半分である500g程度に納めることができました。
手帳にしては重い方だと思いますが、さしあたり困る場面には遭遇していません。

また、やりたいことリストを楽しい気分で参照できなかった反動かと思いますが、眺めていても楽しいやりたいことリストを作成することができました。特に何か意図した記憶はありませんが、それなり以上に取り組めているかと。10個中6個は今年中に結果が出せそうです。

ちなみに今年の構成は次の通りです:

  1. 月間ページ(12か月分・見開き)

  2. 自分に課すルールや目指したい生活に関するメモ

  3. VISIONs(今年取り組みたいこととその記録)

  4. フリースペース

  5. 探書リスト

  6. 手帳のカスタム記録

  7. 今年やってみたいこと100

  8. メールアドレス等のメモ

おわりに

……長い!
カスタムの記録のつもりでしたが、思いのほか長くなってしまいました。
手帳を使いこなせると人生が変わる、とは時々耳にしていましたが、それを今年初めて実感できた嬉しさもあったのかもしれません。
(まともに手帳を使えていると言えるのは今年が初めてです)

自分が置かれている状況や目標として掲げるものにより、最適な手帳は異なってくると思いますが、「いい暮らしがしたい! 時間に無駄がなく、楽しいともっといい!」と思っている間はこの形式が基本形となるのかな。
手帳に関して気付いたことがあれば、適宜記事にしようと考えています。

この記事は以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました!

231125  迂回路
231206       表現の一部を修正しました。文意に変化はありません。

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