相変わらずデタラメな結果が出たが、毎回、アイデアは出してくれるChatGPTである。
一体、ChatGPTは何を誤解したのか?それを考えるのも一興である。
私は、「犯人は何故9人の人物を殺したのか、動機を考えてください」
という質問をしたつもりだったのだが、質問を端折ったため、通常人間と会話しているつもりで、些か乱暴な聞き方をしてしまった。そのため、最初は殺人の動機ではなく、「何らかの動機」を9人分書いてきたのだ。それでも、それが一つのゲームに「参加」するものという一貫性を保ってくれたのは、面白い。
そのため、新たに「ゲーム」というアイデアが産まれた。
鬼哭島に犯人や被害者や探偵役が集う目的については、ルポライターの取材とか、施設の管理人とか、それぞれバラバラで、あまり詰めていなかった。
しかし、何者かの招待状によって、何らかの「ゲーム」に「招待」されたというのは、ミステリには月並だが、考えてなかった。
登場人物が共同幻想の中で作り出してしまう存在しない人格によって、島に招待される。というのは面白い。
次回は、今まで考えてきた事をまとめてみようと思う。
2023.3.23