見出し画像

デッサン14回目:花の鉢を短時間で描く


ねぎとにんにくがめでたく完成しまして、フィキサチーフをかけて、保存しました。
フィキサチーフ。
初めて知ったんですが、スプレー糊みたいなもので、これを吹きかけることで鉛筆の粉が飛ばないようにして、絵を保存するんですね。
先生から注意点をいただいて、屋外で、40cmくらい離して、全体に薄くかけました。見た目は何も変わらないですが、これでいいのかな?
とりあえず、終わり!

次のモチーフは、花の鉢。
この前のねぎとにんにくみたいに、時間をかけてじっくり描くのもいいけど、ぱっと短時間でとらえて描く練習もしてみようということで、30分で、花の鉢を描いてみよう!というレッスンでした。
実際には、1時間かかって、こんな感じです…。全然、なんだか、分からないでしょう…。

手順としては、まず、モチーフのたてよこ比をとらえる。このモチーフだったら、ほぼ正方形、ちょっとだけ縦が長いかな?という程度。
その、縦はここからここ、横はここからここ、という線を、自分が見失わない程度に濃いめに描いておく。
で、4分割の線を薄く引く(縦半分の線と、横半分の線)。
引きたければ、さらに分割して16分割のマス目を薄く描いても良い。

で、薄目で遠目でみて、「白っぽいところと黒っぽいところの境目」「黒っぽいところの形」をおおまかに把握する。
おおまかと言っても、適当、雑ということではない(←難しい…)。
一番、しっかり決めなきゃいけないところはどこなのかを把握する。この絵でいうと、緑の葉っぱと白い鉢の境界のところや、薄い色の花と緑の葉っぱの境界のところ。この境界の場所が、16分割でいうとどこにあたるのか、ここはしっかり決める。

で、B系の鉛筆で、黒っぽい領域をざーっと塗る。
花びらの形とか、葉っぱの形とか、そういうのは些末なこと。
まずはベースを決める。

慣れてくると、16分割のどこに当たる…とか考えなくても、さっさっと、形をとることができるようになるんですって。
色んなものを、ざっと、白と黒の領域を把握して短時間で描いてみる、という練習をしていくといいんですって。

あと、今日学んだこと。
鉢の形。鉢の底は円形だから、上から見下ろすアングルだと、楕円形に見える。真横からみれば一本の線のようにみえる。真上から見れば、円形にみえる。
私がはじめに描いた鉢の弧は浅くて、ほぼ横からの視点のようにみえていたので、もっと弧を深くして、どっちかというと上から見下ろしてる感じが出るように修正しました。

今日の感想。むずかしいわ…。
ざっと描く、というと、「輪郭を速くとる」みたいな発想になっちゃうんだけど、そうじゃなくて、白と黒の領域をぱっと把握して、決めなきゃいけない箇所はしっかりここだ!って決めて、黒の領域をざざっと塗る。これを速くやるっていうのが、むずかしいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?