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デッサン6回目


・ネギの断面は複雑な形をしているようだが、基本的には上から光が当たっている円柱の断面と考えると、少し影になっているので、その面全体を色を載せる。その濃さは、ネギの葉などと比べてどのくらいの濃さにするか。
・断面のシルエットが、違った~!と思ったら、ティッシュで馴染ませたり、練り消しでいったん消してから色を乗せ直したり。根気強く。

断面の中の暗くなっているところはネギの一部分であり、影で暗い所はネギの外側なわけだが、実際はこの二つの暗い部分はひとつながりに見えるのだから、見たままに描く。言語化が、ときには「見たまま」を描くのを邪魔することもある。言葉で表せない、絵だけの表現というものがある。

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